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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/26 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
地域プロジェクト演習-地域メディア活用の実践-/Regional-Project Seminar-local media literacy-
時間割コード
/Course Code
1251200030
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
教養教育科目/
曜日コマ
/Day, Period
水/Wed 4
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
大浦 雅勝/OURA MASAKATSU
科目区分
/Course Group
教養教育科目 グローカル科目
教室
/Classroom
総合教育棟405講義室/総合教育棟405講義室
必修・選択
/Required/Elective
選択
授業形式
/Class Format
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
大浦 雅勝/OURA MASAKATSU 教養教育開発実践センター/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 2 解決していく力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○青森の地域資源や地域の特性を学び、地域における情報発信の必要性を理解すること(課題発見力・情況把握力)
○インターネットによる基本的な情報発信、効果測定の技能を体得すること(発信力・分析力)
授業の概要
/Summary of the class
本講義では、青森県の地域の魅力(文化・歴史・企業・店舗・イベント・人)を深く掘り下げ、インターネットメディアを活用した情報発信とその効果検証を通じて、ビジネスに不可欠な情報リテラシーを向上させることを目的とします。メディアの多様性や情報倫理を理解し、効果的な情報発信手法を学ぶとともに、Webマーケティングの視点からターゲットに届くコンテンツの作成・拡散方法を習得します。また、フィールドワークを通じて取材活動を行い、地域の魅力をリアルな視点で伝えるスキルを身につけます。実際の取材を通じて、情報を収集・整理し、記事として発信する過程では、相手とのコミュニケーションの重要性や取材時のマナー、著作権・肖像権といった情報倫理についても学びます。さらに、記事の投稿後は、読者の反応を分析し、より効果的な発信手法を探求することで、状況把握力・情報発信力・分析力を総合的に鍛えます。この講義を通じて、メディアを活用した地域活性化の可能性を考察し、ビジネスや地域社会に貢献できる実践的なスキルを養います。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回 序章 - 地域メディアの基礎と進化
講義のガイダンスを行い、地域メディアの定義や発展の歴史を概説します。メディアの役割や影響を理解するための基礎知識を学び、講義全体の流れを確認します。

第2回 メディアの多様性と社会的役割
【グループワーク】マスメディアやインターネットメディア(ニュース・SNS)など、多様なメディアの特性と社会的役割を学びます。後半はグループワークで、メディアの影響や課題について意見を交換します。

第3回 地域メディアの現状と未来
【グループワーク】新聞・ラジオなどの従来型メディアとデジタルメディアの違いを分析し、地域メディアの現状と将来の展望を考察します。地方と都市のメディア環境の違いや地域メディアの可能性について議論します。

第4回 メディア活用とプロモーション
多様なメディアを活用し、地域の魅力を発信する手法を学びます。移住者が地域資源をプロデュースし、新たな視点で価値を創出・発信する事例を紹介し、効果的なプロモーション戦略を考察します。
【ゲストスピーカー】下田 翼

第5回 地域メディアの役割と取材活動
地域新聞記者の取材活動の重要性を学び、取材の流れや記事の種類について理解します。また、紙媒体からインターネットメディアへの移行の必要性やその影響について考察し、地域メディアの変化を捉えます。
【ゲストスピーカー】福田 藍至

第6回 地域特有のネタの見つけ方と取材の心得
地域ニュースの発掘方法や効果的な伝え方、取材の進め方を学びます。また、取材時に守るべき倫理規範、記事の著作権・肖像権について理解し、適切なメディア運用の基礎を身につけます。
【ゲストスピーカー】工藤 健

第7回 地域の魅力の調査と取材先の選定
フィールドワークに向けて、取材・執筆のための情報収集や取材先の選定を行います。また、記事の企画立案の考え方を学び、取材計画を策定します。

第8回 Webマーケティングの基礎
Web媒体、ソーシャルメディア、デジタル広告を活用したマーケティング戦略の基本を学びます。ターゲット層への効果的な情報発信の手法や、地域メディアにおけるマーケティングの役割を考えます。

第9回 取材活動と記事の執筆①
【フィールドワーク】地域内での取材活動を実施し、記事の執筆を開始します。取材のポイントやインタビュー技術を学び、実践的なスキルを身につけます。また、CMS(WordPress)の基本操作についても習得します。

第10回 取材活動と記事の執筆②
【フィールドワーク】前回に引き続き取材活動を行い、記事の執筆を進めます。読者に伝わりやすい文章の構成や、写真・デザインの活用についても考えながら記事を仕上げます。

第11回 取材活動と記事の執筆③
【フィールドワーク】執筆した記事の最終調整を行い、公開準備を進めます。文章の校正や画像の選定を行い、読者にとって魅力的なコンテンツに仕上げます。

第12回 Webメディアへの公開と拡散
完成した記事をWebメディアに投稿し、SNSでの拡散を行います。公開後の反響を確認し、読者とのコミュニケーションの重要性や今後の改善点を考察します。

第13回 インターネットメディアの現在と将来
インターネットメディアが直面する課題(誤情報、生成AIの活用など)を取り上げ、地域社会への影響を考えます。グループワークを通じて、地域メディアの今後のあり方について議論します。

第14回 成果発表会 - フィードバックと洞察
【発表】学生が作成した弘前・津軽に関する記事を発表し、専門家からの評価とフィードバックを受けます。受講生同士で意見を共有し、今後のメディア活用の可能性を探ります。
【ゲストスピーカー】工藤 健、下田 翼

第15回 総括と振り返り - コースのまとめ
【レポート】講義やフィールドワークを通じて得た学びをレポートにまとめ、今後の活用方法を考察します。授業全体を振り返り、地域メディアの実践的な活用について理解を深めます。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
平常評価(グループワークでの発表):20%
中間評価(投稿記事の内容,アクセスデータ):50%
期末評価(講義の振り返りレポート):30%
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
・自分の暮らす地域の資源や魅力・産業について探求すること
・地域情報を発信しているメディアについて調べること
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
・スライドによる講義
参考文献
/bibliography
・記者ハンドブック 第14版 新聞用字用語集(一般社団法人共同通信社)
・ひろさき読解本(公益社団法人弘前観光コンベンション協会)
・弘前経済新聞(みんなの経済新聞ネットワーク)
・地方紙 東奥日報・陸奥新報
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
予備知識
・弘前及び津軽地方についての歴史・文化・経済などについての知識
・情報倫理とインターネットリテラシーについての知識
留意点
・インターネット検索や文章入力に必要なデバイス(パソコン・タブレット等)とインターネット利用環境
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
メールアドレス、またはteamsのチャット
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
メールアドレス oura「at」hirosaki.keizai.biz
※「at」を@に置き換えてください。
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A07:経済学,経営学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
J60:情報科学、情報工学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
実務経験
地域志向科目
/Local intention subject
地域志向科目
授業形態・授業方法
/Class form, class method
・Webメディアに投稿するための知識やフィールドワークで必要なスキルを座学で学び、必要に応じてグループワークを行います。
・フィールドワークは学外で個人単位で実施、講義時間外で実施いただく場合があります。
・学生教育研究災害傷害保険等への加入をお願いします。
科目ナンバー
/The subject number
LA-2-2219-A07
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
講師プロフィール
株式会社コンシス代表取締役、弘前大学非常勤講師、NPO法人あおもりIT活用サポートセンター顧問、一般財団法人 地域社会課題解決研究所理事、弘前経済新聞編集局長、青森県eスポーツ協会アンバサダー、青森毛豆研究会会長、他
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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