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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/26 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
世界の芸術・文学-近現代の音楽文化史-/World Art/Literature-Music history in the 20th and 21st centuries-
時間割コード
/Course Code
1251210002
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
教養教育科目/
曜日コマ
/Day, Period
開講区分
/Semester offered
集中
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
沼野 雄司/NUMANO YUJI
科目区分
/Course Group
教養教育科目 グローカル科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択必修
授業形式
/Class Format
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
沼野 雄司/NUMANO YUJI 教養教育開発実践センター/
難易度(レベル)
/Level
レベル2
対応するCP/DP
/CP/DP
CP・DP 1 見通す力      CP・DP 3 学び続ける力
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
○世界の芸術・芸能に関する見識を深めること
○世界の芸術・芸能に関する知識を活用して,世界の美術作品や音楽などを題材に,人間文化の諸相を理解すること
授業の概要
/Summary of the class
○21世紀の音楽文化について、その社会的背景を踏まえて音楽の創作と実践の歴史を学ぶ。
○グローバル化する世界の中で、古今東西の音楽文化がどのように影響しあい、展開しているかを理解する。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
テーマ:21世紀の現代音楽
「現代音楽」というのは不思議な用語だが、一般的にはクラシック音楽の末裔である芸術音楽のことを指す(ポピュラー音楽のことではない)。こうしたタイプの音楽については、従来「現代音楽史」といったタイプの書物で論じられてきたが、21世紀に入ってからの動向について記した書物は日本語・外国とを問わず、ほとんど存在しない。学生諸君もよく知るように、近年のさまざまな情報はインターネットを中心にして流通しており、専門家にとってさえ、その形を見定めることがきわめて難しいのが現状である。
 本講義では、そうした中、敢えて21世紀の創作の潮流を強引に整理し、その破天荒かつユニークな作品の軌跡をたどることを試みるが、こうした講義は世界を探してもほとんど存在しないはずだ。現在の芸術音楽は、さまざまなテクノロジーや社会情勢を反映して、きわめて多様な形態を取っているが、おそらくその多くは、学生の世代にはむしろ「分かりやすい」ものではないかとも考えている。
 講義内では、毎回15~20作品ほどのヴィデオを見ながら、この四半世紀に何が起こったのかについて徹底的に考える。ちなみに、いったい、どういうタイプの音楽がとりあげられるのかが不安な学生は、およそ20世紀末までの芸術音楽をたどった、拙著『現代音楽史』(中公新書)の後半部分が延長されるといったイメージで考えていただきたい。


第1日(8月19日)
第1回 イントロダクション
第2回 ノイズ1
第3回 沈黙
第4回 マルチメディア1

第2日(8月20日)
第5回 マルチメディア2
第6回 コンセプチュアル
第7回 非平均律
第8回 ノイズ2

第3日(8月21日)
第9回 引用2
第10回  アメリカ
第11回  シアター/オペラ
第12回  ミニマリズム

第4日(8月22日)
第13回  補遺1
第14回  補遺2
第15回 授業の総括と理解の確認
※ただし、各回の内容は履修者の関心などに応じて、適宜変更されることがある。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
平常点(リアクションペーパー、授業内への貢献度)30%、レポート70%
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
各回の授業内容について復習すること。授業内では、時間の都合上、さまざまな楽曲を部分的にしか取り上げることができないので、youtube、Naxos Music Library などで重要な楽曲をフルサイズで聴いておくこと。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
なし
参考文献
/bibliography
沼野雄司『現代音楽史 闘争しつづける芸術のゆくえ』(中公新書)
※いわゆる「現代音楽」について全く知識のない学生はあらかじめ読んでおいてほしい。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
クラシック音楽、現代音楽についての予備知識は問わないが、現代の音楽について興味を持っていることは必須。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
講義開始まで:窓口教員を通じて随時。電子メールかTeamsのチャット機能などで連絡のこと。
講義期間中:授業の前後
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
窓口教員:朝山奈津子(教育学部音楽学研究室)asayaman@hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A01:思想,芸術およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
A04:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野
実務経験のある教員による授業科目について
/About the class subject by the teacher with the work experience
実務経験
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
講義
科目ナンバー
/The subject number
LA-2-2211-A01
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
実務教員:講師は大学での音楽学担当教員としてだけでなく、音楽学者として国際的に活動し、専門論文のほか単著を数多く出版している。また音楽批評家として各誌で健筆を振るい、現代音楽のコンサートおよび作曲コンクールのプロデュースや審査を務め、音楽制作の現場経験を持つ。
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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