科目一覧へ戻る | 2025/03/26 現在 |
開講科目名 /Course |
生物学の世界-微生物学の歴史-/The World of Biology-History of Microbiology- |
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時間割コード /Course Code |
1252100062 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 4 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
田中 和明/TANAKA KAZUAKI |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 自然・科学 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択必修 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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田中 和明/TANAKA KAZUAKI | 農学生命科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○生物学ならびにその近接領域についての学識を得ること ○上記学問の知識や技能に基づいて,生命現象を理解できるようになること |
授業の概要 /Summary of the class |
病原体の種類(真菌・細菌・ウイルス・ウイロイドなど)やそれらの分類学的・系統学的位置づけについて説明しつつ、病原体および感染症が人類史に与えた影響や、発見に至った経緯、治療法の解明等について解説します。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回(10/7)病原体概論:瘴気(ミアズマ)説 第2回(10/21)病原体の系統学的位置と特徴 第3回(10/28)自然発生説:フラスコ戦争 第4回(11/4)微生物学の父と顕微鏡:レーウェンフックが見つけたもの 第5回(11/11)消毒と公衆衛生:産褥熱とコレラ 第6回(11/18)菌学の父と植物病理学の父:菌類がもたらす負の面:ジャガイモ飢饉 第7回(11/25)抗生物質:微生物がもたらす正の面:ペニシリンとストレプトマイシン 第8回(12/2)近代細菌学の開祖1:パスツール 第9回(12/9)近代細菌学の開祖2:コッホ 第10回(12/16)歴史を動かした細菌病: ペスト(黒死病)とチフス 第11回(12/23)ジェンナーとワクチン 第12回(1/6)コロンブス交換:梅毒と天然痘 第13回(1/13)ウイルス疾患:天然痘、野口英世と黄熱病 第14回(1/20)寄生虫病:マラリア 第15回(1/27)感染症対策とその歴史、期末試験 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
レポート類(30%)と期末試験(70%)で評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
ほぼ毎回、レポート提出等の課題があります。 課題は、講義終了後にteamsで提示します。 資料(微生物学に関する解説など)を読んでもらい、要点のまとめや感想の提出を求めます。 課題について毎回採点し、その合計値を30点満点に換算します。 期末試験の結果は70点満点に換算します。 予習および復習はあわせて60時間です。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
指定しません。プリントを配付します。 |
参考文献 /bibliography |
人類と感染症の歴史(加藤、2013年、丸善出版) IFO微生物学概論(木嶋ら編、2010年、培風館) 植物病理学 第2版(眞山・土佐編、2020年、文永堂) |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特にありません。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
月~金 13:00-13:30 農生3F 307室 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
k-tanaka*hirosaki-u.ac.jp (*を@に変更してください。) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
G44:細胞レベルから個体レベルの生物学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
H49:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
パワーポイントを使用します。 スライドの一部をプリントとして配布します。 課題の解答をワードファイルに作成のうえ、teams 経由で提出することを求めます。 |
科目ナンバー /The subject number |
LA-2-1637-G44 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
teamsを用いて課題を提出してもらいますので、アプリをインストールしておいてください。 2023年度は28名が本科目を履修登録し、評価結果は秀3名、優5名、良4名、可4名、不可6名、放棄6名でした。 2024年度は46名が本科目を履修登録し、評価結果は秀2名、優7名、良14名、可6名、不可6名、放棄11名でした。 以下、本科目を受講した学生の感想です(2024年度分)。 ●授業は穴埋め形式であり、用語や人名を覚えてテストで一問一答のように問われると思っていたが、歴史の流れや意味などの部分が理解できていないと答えられない記述問題ばかりで、難易度が高かったので、最初の方でテストの形式について言及してほしかった【初回で説明しています】。 ●論述式問題の多い期末テストに資料の持ち込みができないのは厳しい。資料の持ち込みが不可であるならあらかじめどの問題かは伝えて欲しかった【期末試験の2週間前に伝えました】。 ●テスト範囲がとても膨大で、かつ試験が記述で、深く勉強しなければならない。中間試験などを設け、1回あたりの試験範囲を少なくしていただければ、多少は楽になると思った。 ●講義の内容で基本的な知識を取り入れて、レポートを書く際に論文で詳しい情報を知ることができて、とても充実した方法で学ぶことができたと感じた。 ●レポートは少し重く感じた。授業中、スマホを使えないことは新鮮で、講義内容に集中でき良い試みだと思った。 ●レポート課題で要約を繰り返したことで文章力を鍛えることができたと感じた。教養でこの科目を受けて良かったと思う。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |