科目一覧へ戻る | 2025/03/26 現在 |
開講科目名 /Course |
地球環境・気候-21世紀の地球環境問題②-/Global Environment/Climate-Problems of global environment in the 21st century- |
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時間割コード /Course Code |
1252100066 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教養教育科目/ |
曜日コマ /Day, Period |
火/Tue 5 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3,4 |
主担当教員 /Main Instructor |
加藤 千尋/KATO CHIHIRO |
科目区分 /Course Group |
教養教育科目 グローカル科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択必修 |
授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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山岸 洋貴/YAMAGISHI HIROKI | 農学生命科学部/ |
井岡 聖一郎/IOKA SEIICHIRO | 地域戦略研究所/ |
鄒 青穎/TSOU CHING-YING | 農学生命科学部/ |
潘 鋭/PAN RUI | 人文社会科学部/ |
加藤 千尋/KATO CHIHIRO | 農学生命科学部/ |
森井 悠太 | 農学生命科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル2 |
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対応するCP/DP /CP/DP |
CP・DP 1 見通す力 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
○21世紀の人類全体の課題である地球環境に関する見識を深めること ○地球環境に関する知識を活用して,21世紀の人類全体の課題である地球環境について,学際的な観点から理解すること |
授業の概要 /Summary of the class |
〇専門分野の異なる多くの教員から、現代の様々な環境問題の発生要因や実態、克服にむけた取り組みを自然科学と社会科学の両面にわたって学びます。 〇土砂災害や災害軽減策など、自然災害とその対応に係ることを学びます。 〇地球温暖化、オゾン層破壊や酸性雨など、気候変動と環境汚染に係ることを学びます。 〇砂漠化、土壌侵食、食料問題など、水資源・食料生産に係ることを学びます。 〇海洋汚染、森林減少、野生生物の絶滅など、自然生態系破壊に係ることを学びます。 〇生物資源枯渇、外来種、環境保全など、人類を含む生態系に係ることを学びます。 〇排出量取引や環境税など、環境問題に関する行政施策について学びます。 担当する教員の専門分野により、内容が若干変化しますので、授業内容予定も参考にして下さい。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 ガイダンス 第2回 土砂災害とその対策(1) (鄒) 第3回 土砂災害とその対策(2) (鄒) アジアの湿潤変動帯における土砂災害、特に地すべり、崩壊、土石流などの自然現象を対象とし、いくつの国の事例からそれらのメカニズムや発生場の地形・地質特徴を理解し、されに災害軽減への対策について議論します(鄒)。 第4回 気候変動緩和策としての再生可能エネルギー:地中熱利用(井岡) 第5回 気候変動緩和策としての再生可能エネルギー:地熱発電(井岡) 温室効果ガス排出抑制策としての再生可能エネルギー利用,特に地中熱利用と地熱発電の現状と課題について学びます(井岡)。 第6回 土壌劣化の実態ー土壌侵食 (加藤) 第7回 土壌劣化の実態ー土壌汚染 (加藤) 第8回 土壌劣化の実態ー塩類集積 (加藤) 私達にとって身近に感じられる土壌ですが、世界では”土壌劣化"が進んでいます。土壌劣化の実態や対策について概略を学びます(加藤)。 第9回 地球温暖化と私たちの生活―経済学的視点から見る環境問題(潘) 環境問題に関して、環境経済学の基礎理論を学びます。具体的には、市場の失敗と環境政策の効率性、コース定理、および排出権取引について学びます。 第10回 地球温暖化と私たちの生活―環境問題の国際的側面(潘) 環境問題の国際的な側面を理解し、国際協力と競争の現状について学びます。また、国際的な経済発展の格差や環境クズネッツ曲線(EKC)仮説についても取り上げます。 第11回 自然生態系の人為的攪乱と対策(1):劣化が進む陸水環境~水生植物に注目して~(山岸) 第12回 自然生態系の人為的攪乱と対策(2):世界自然遺産における様々な問題 (山岸) 水生植物の多くの絶滅が危惧されている現状とその背景について、また世界自然遺産(主に白神山地)で生じている問題を中心に、国立・国定公園等の様々な問題とその対策に関するいくつかの事例とあわせて学びます(山岸)。 第13回 有史以前の野生生物絶滅 (森井) 第14回 近代の野生生物絶滅 (森井) 第15回 野生生物の現状と対策 (森井) 現在、人類の活動に伴い生物多様性の急激な減少が起きており、人類による6度目の大量絶滅と呼ばれています。講義では人類誕生以前の絶滅と人類によって引き起こされた近年の絶滅とを比較し、人類による絶滅の歴史と現状を概説し、あるべき未来像について議論します(森井)。 第16回 期末テスト (最終回) 授業の順番や内容が変更となる場合は事前にお知らせします。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
各教員の担当回数に応じて、3回:20点満点、2回:15点満点で評価し、合計点を評点とします。 そのうち井岡・山岸は、中間評価として毎回の授業終了時に小テストを実施し、他の4名は期末テストを行います。それぞれ、授業への参加度を20%程度加味して評価します。(最終的には、授業への参加度20%程度、中間評価 24%程度、期末テスト56%程度となります。)また、期末テストではA4用紙1枚以内(両面可)の手書きしたメモの持ち込みを認めます。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
環境問題に関連した書籍を読み問題意識を持っておくことが望ましいです。また、テスト範囲はとても広いので、講義で配布された資料や講義ノートにより毎回十分に復習すること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は使用しません。必要に応じて資料を配布します。 |
参考文献 /bibliography |
参考書は各教員が講義時に紹介します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
火曜日14:30~15:30、木曜日13:00-15:00 その他、研究室にいるときはいつでも構いませんが、あらかじめメールで連絡することが望ましいです。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
chihirok@hirosaki-u.ac.jp (加藤千尋) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
K64:環境保全対策およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
B17:地球惑星科学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
G45:個体レベルから集団レベルの生物学と人類学およびその関連分野 |
実務経験のある教員による授業科目について /About the class subject by the teacher with the work experience |
なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
6人の教員によるオムニバス形式で行います。 |
科目ナンバー /The subject number |
LA-2-2212-1-K64 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
特になし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |