科目一覧へ戻る | 2025/03/26 現在 |
開講科目名 /Course |
言語類型論/Linguistic Typology |
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時間割コード /Course Code |
H252100008 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月 4 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
諸隈 夕子/MOROKUMA YUKO |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
|
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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諸隈 夕子/MOROKUMA YUKO | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
現代共生コースDP1及び他コースDP3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
・学術文献の基本的構造を理解し、適切かつ効率的に読解、要約できるようになる。 ・言語類型論において特に重要な論点を把握し、自ら課題を発見できるようになる。 ・言語学研究の手法を、伝統的なものから先端的なものまでバランス良く学び、自らの研究に適した手法を選び扱えるようになる。 |
授業の概要 /Summary of the class |
言語類型論とは、世界中の様々な言語における言語現象を比較し、どのような相違点と類似点が見られるか、またその相違点や類似点が何故起きるかを探る言語学の一分野です。 この授業では、この言語類型論における主要なトピック(言語現象)を概説しつつ、その実例となる論文(基本的に和文)を読んでいきます。論文の読解や受講生によるミニ研究レポートを通じて、研究を進める上で必要な知識やスキルを実践的に身に着けることを目指します。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 授業の概要説明、受講生の興味関心の共有 10/1 第2回 言語類型論の概略、言語学の基本知識の振り返り 10/6 第3回 言語類型論で用いる基本的概念 10/14 第4回 「主語」とは何か?① 10/27 第5回 「主語」とは何か?② 11/5 第6回 「主語」とは何か?③ 11/10 第7回 自他交替:「する」動詞と「なる」動詞① 11/17 第8回 自他交替:「する」動詞と「なる」動詞② 12/1 第9回 自他交替:「する」動詞と「なる」動詞③ 12/8 第10回 自他交替:「する」動詞と「なる」動詞④ 12/15 第11回 従属節:言葉のマトリョーシカ① 12/22 第12回 従属節:言葉のマトリョーシカ② 1/5 第13回 従属節:言葉のマトリョーシカ③ 1/15 第14回 従属節:言葉のマトリョーシカ④ 1/19 第15回 まとめとふりかえり 1/26 特に希望が無ければ以上のトピックを取り上げますが、内容は受講者の関心に沿って柔軟に調整・変更する予定です。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
各回授業での発表・発言(60%)、期末レポート(40%)によって成績評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
授業内容を復習した上で次回扱う文献を読み、次回授業で内容を紹介したり、わからなかった部分、関心のある部分を議論したりできるように準備しましょう。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
授業ごとにプリントを配布します。 |
参考文献 /bibliography |
バーナード・コムリー著(松本克己・山本秀樹訳)『言語普遍性と言語類型論』(ひつじ書房)、窪薗晴夫(ほか)編『日本語研究と言語理論から見た言語類型論』(開拓社)、リンゼイ J.ウェイリー 著(大堀壽夫(ほか)訳)『言語類型論入門 言語の普遍性と多様性』(岩波書店)を主に基本知識の導入・振り返りとして参照します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
言語学の入門~基礎的な知識は習得済みであることを想定しています(特に、言語類型論の基礎として前期開講「一般言語学」の内容を踏まえて進行する予定です)が、関心と意欲のある初学者も歓迎します。授業では基礎知識の復習を随時行います。足りない部分・不安な部分があれば、臆せず講師や周りの学生に相談してください。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
原則として授業前後またはオフィスアワーに受け付けます。これ以外の時間に面談を希望する場合にはメールでアポイントメントをとってください。(オフィスアワーは木曜13:00~14:00としています。人文社会科学棟2階210号室の「言語学研究室」に来てください。) |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
y.morokuma★hirosaki-u.ac.jp(★を@に置き換えてください) |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A02:文学,言語学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A04:地理学,文化人類学,民俗学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A10:心理学およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
冒頭数回は知識の確認と関心の共有のため、主に講義形式で進めます。中盤以降は課題となる文献を精読・レポートする演習形式で進めます。 ※メディア授業の場合にはTeamsを利用します。 |
科目ナンバー /The subject number |
GH-5-2110-A02 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
特になし |
対応する汎用的スキル1 /Transferable Skill1 |
有 |
対応する汎用的スキル2 /Transferable Skill2 |
有 |
対応する汎用的スキル3 /Transferable Skill3 |
無 |
対応する汎用的スキル4 /Transferable Skill4 |
無 |
対応する汎用的スキル5 /Transferable Skill5 |
有 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |