科目一覧へ戻る | 2025/03/26 現在 |
開講科目名 /Course |
アカデミック・ライティング |
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時間割コード /Course Code |
G252100005 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
保健学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1 |
主担当教員 /Main Instructor |
大庭 輝/OBA HIKARU |
科目区分 /Course Group |
大学院(博士前期課程) |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
◯ |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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細田 正洋/HOSODA MASAHIRO | 保健学研究科/ |
高間木静香/TAKAMAGI SHIZUKA | 保健学研究科/ |
大庭 輝/OBA HIKARU | 保健学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
【DP1】 知識・理解の修得 【DP3】 汎用的能力の修得 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
以下に示す論文執筆に求められる日本語及び英語のアカデミック・ライティング能力を修得する。 ①学術論文執筆や専門分野で求められる文章の執筆および構成について理解できる。(DP1 知識・理解の修得) ②論文で使用する文章表現を使いこなすことができる。(DP3 汎用的能力の修得) ③パラグラフ・ライティングを実践できる。(DP3 汎用的能力の修得) ④論理的に整った文章構成ができる。(DP3 汎用的能力の修得) ⑤文章の推敲ができる。(DP3 汎用的能力の修得) ⑥引用を適切に記述することができる。(DP3 汎用的能力の修得) |
授業の概要 /Summary of the class |
論文には決まった型があるため、執筆にあたってはその技術を身につける必要がある。この授業では、出版された日本語及び英語論文を用いて、文章表現や段落構成、論文全体の論理構成についての解説及び学生同士での討論、実際の執筆作業を通じて、論文執筆に必要なアカデミック・ライティングスキルを養う。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 アカデミック・ライティングの基本原則(担当:大庭輝) オリエンテーションとして授業の概要や到達目標、成績評価などについて説明する。また、アカデミック・ライティングとはなにか、論文の種類や学会誌やオープンアクセスジャーナルなどの投稿先による違い、掲載までのプロセスについて概説し、アカデミック・ライティングの基本原則を理解する。 第2回 論文構造と論理的な展開の基本(担当:大庭輝) 論文の構造と論理的な展開について解説する。 第3回 適切な引用法と文献管理、その他の記載(担当:大庭輝) 引用書式の種類や記載方法、研究倫理に基づく適切な引用法について学ぶ。文献管理の仕方、文献管理に役立つツールを紹介する。また、共著者の決定や謝辞、研究資金等、その他必要な記載について学ぶ。 第4回 序文(Introduction)の論理構成(担当:大庭輝) 参考文献を用いて序文(Introduction)の論理構成について討論し改善案を検討する。 第5回 研究方法(Materials & Methods)の論理構成(担当:大庭輝) 参考文献を用いて研究方法(Materials & Methods)の記載内容について討論し改善案を検討する。倫理面についても扱う。 第6回 結果(Results)の論理構成(担当:大庭輝) 参考文献を用いてResultsの論理構成及び図表の記載内容について討論し改善案を検討する。図表作成ツールについても紹介する。 第7回 考察(Discussion)の論理構成(担当:大庭輝) 参考論文を用いて、考察(Discussion)の論理構成について討論し改善案を検討する。 第8回 結論(Conclusions)・抄録(Abstract)の論理構成とタイトル(Title)の決定、キーワード(Keywords)の決め方(担当:大庭輝) 結論(Conclusions)と抄録(Abstract)の論理構成について討論し改善案を検討する。それらを踏まえて、タイトルのつけ方、キーワードの決め方について検討する。 第9回 研究計画のプレゼンテーションと討議① (担当:細田正洋・高間木静香) 自らの研究計画(卒論や過去の学会発表の抄録を含む)について発表し、他分野の専門家にわかりやすく伝えるためにはどのような文章構成や表現が求められるか討論する。これからの研究計画を発表する場合には指導教員の許可を取ること。なお、研究の内容そのものは取り扱わない。 第10回 研究計画のプレゼンテーションと討議②(担当:細田正洋・高間木静香) 自らの研究計画(卒論や過去の学会発表の抄録を含む)について発表し、他分野の専門家にわかりやすく伝えるためにはどのような文章構成や表現が求められるか討論する。これからの研究計画を発表する場合には指導教員の許可を取ること。なお、研究の内容そのものは取り扱わない。 第11回 文章の推敲①(担当:細田正洋・高間木静香) 第9回で検討した点を推敲した文書について発表する。 第12回 文章の推敲②(担当:細田正洋・高間木静香) 第10回で検討した点を推敲した文書について発表する。 第13回 英語ライティングによるプレゼンテーションと討議①(担当:細田正洋・高間木静香) 自らの研究計画(卒論や過去の学会発表の抄録を含む)を英語に翻訳したものを発表し、文章表現や論理構成について討論する。 第14回 英語ライティングによるプレゼンテーションと討議②(担当:細田正洋・高間木静香) 自らの研究計画(卒論や過去の学会発表の抄録を含む)を英語に翻訳したものを発表し、文章表現や論理構成について討論する。 第15回 まとめと振り返り(担当:細田正洋・高間木静香) 到達目標について振り返り、自己評価を行う。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
①授業中の討論や発表40% ②最終レポート60% ただし、受講にあたっての注意点を遵守しなかった場合には単位を与えないことがある。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
講義と演習科目は,1単位修得に必要な45時間のうち15時間を授業時間中に学修し,30時間を授業時間外で学修することが前提である。参考文献や授業中に提示する資料をもとに予習と復習に努めること。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
テキストは使用せず、適宜資料を配布する。 |
参考文献 /bibliography |
・アメリカ心理学会 (2023). APA論文作成マニュアル 第3版. 医学書院. ・ヒラリー・グラスマン-ディール (2023). 改訂版 理系研究者のためのアカデミックライティング. 東京都書 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
●他受講生の研究計画について、アイデアの盗用、本科目を受講していない第3者への内容漏洩(発表資料の流出、口頭での伝達など)、他受講生の発表資料の印刷、撮影を固く禁ずる。受講にあたって、これらの遵守事項について誓約書の署名を求める。 ●後半の演習については、受講者数によって内容の変更がありうる。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
授業内もしくはメールで受け付ける。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
細田正洋 m_hosoda@hirosaki-u.ac.jp 大庭輝 hkroba@hirosaki-u.ac.jp 高間木静香 takamagi@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
I58:社会医学、看護学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A10:心理学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
K63:環境解析評価およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
Teamsを用いて行う。 |
科目ナンバー /The subject number |
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メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
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対応する汎用的スキル1 /Transferable Skill1 |
有 |
対応する汎用的スキル2 /Transferable Skill2 |
有 |
対応する汎用的スキル3 /Transferable Skill3 |
有 |
対応する汎用的スキル4 /Transferable Skill4 |
無 |
対応する汎用的スキル5 /Transferable Skill5 |
有 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |