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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/26 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
共創価値創出演習/Advanced Seminar on Local Innovation
時間割コード
/Course Code
C251000067
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
地域共創科学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
月 1, 月 2
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
岩井 邦久/IWAI KUNIHISA
科目区分
/Course Group
大学院(修士課程) 専攻科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
必修
授業形式
/Class Format
演習科目
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
佐々木 純一郎/SASAKI JUNICHIRO 地域社会研究科/
森 樹男/MORI TATSUO 人文社会科学部/
内山 大史/UCHIYAMA DAISHI 地域社会研究科/
佐藤 光輝/SATO MITSUTERU 教育学部/
前多 隼人/MAEDA HAYATO 農学生命科学部/
岩井 邦久/IWAI KUNIHISA 農学生命科学部/
林田 大志/HAYASHIDA TAISHI 農学生命科学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
A2,A3,C1,C2,C3,C4
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
●科学的思考と研究力に基づいた各自の専門性を活かしつつ、課題を総合的に思考する見方を身につける。
●地域を牽引する産業を創成するために必要な商品開発能力を修得する。
●文系・理系の専門家や地域の専門家など、様々な分野の専門家とグループを組んでプロジェクトを遂行し、成果を出せる力を身につける。
●文系・理系の専門家や地域の専門家など、様々な分野の専門家と共創することで、新しい商品や事業の可能性が広がることを理解する。
授業の概要
/Summary of the class
本科目は、商品開発の一部だけを考えるような狭い思考性を打破することを目的としている。そのために、技術開発研究、商品開発研究、マーケティングといった一連の商品開発のプロセスを、専門が異なるメンバー構成のチームで1つの事業計画を作成することを通して擬似的に体験するものである。
地域産業創成特論で学んだ商品企画に関する知識をもとに、異なる分野の受講生が協働し、地域産業を盛り上げる付加価値の高い商品やサービスの開発を検討し、事業計画を立案し発表する。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
本授業は2コマ連続で授業を行う。

第1回 (6/16): イントロダクション
(担当: 岩井邦久)
 本演習の目的と取組内容について説明を受ける。それを理解し、異分野同士のグループを形成する。
第2回 (6/16): テーマの設定
(担当: 岩井邦久)
 異分野の受講者で作ったグループにおいて、商品企画のためのシーズの提示をうけ、商品の方向性を検討する。

第3回 (6/23): 商品企画のためのアイデア創出
(担当: 森樹男)
 企画のためのアイディア創出法を学び、シーズから商品企画に着手する。

第4回 (6/30): 商品企画デザインを考える
(担当: 佐藤光輝, 商品企画アドバイザー)
 商品企画デザインを考えるために商品のコンセプトについてグループで検討する。検討にあたっては青森県産業技術センターで開発された手法(V-Cup)を活用する。
第5回 (6/30): 商品企画デザインのための市場調査,分析
(担当: 佐藤光輝, 商品企画アドバイザー)
 商品企画デザインを進めるために商品の市場調査、分析を行う。

第6回 (7/7): 商品企画のアイデアをまとめる
(担当: 岩井邦久, 前多隼人)
 前回までまとめた商品企画に関するデータをもとに、商品企画をまとめる。随時、担当教員に相談し、助言を得る。
第7回 (7/7): 商品企画のアイデアのプレゼンテーション準備
(担当: 岩井邦久, 林田 大志)
 まとめた商品企画のプレゼンテーション (中間報告) を行うための準備を行う。随時、担当教員に相談し、助言を得る。

第8回 (7/14): 事業計画書のブラッシュアップ・・・事業計画の内容について
(担当: 佐々木純一郎, 内山大史, 金融系起業支援担当者 他)
 専門家の視点から、事業計画の内容について意見をもらい、事業計画のブラッシュアップを行う。
第9回 (7/14): 事業計画書のブラッシュアップ・・・実現可能性について
(担当: 佐々木純一郎, 内山大史, 金融系起業支援担当者 他)
 専門家の視点から、計画の実現可能性について意見をもらい、事業計画のブラッシュアップを行う。

第10回 (7/18): 中間発表・・・商品のコンセプトの発表
(担当: 岩井邦久, 佐藤光輝, 佐々木純一郎, 内山大史, 森樹男, 前多隼人, 林田大志)
 グループで企画した商品についてプレゼンテーションし、教員から意見をもらう。
第11回 (7/18): 中間発表の振り返り
(担当: 岩井邦久)
 中間発表と受けた指摘等を踏まえ、今後の企画の方向性についてディスカッションする。

第12回 (7/28): 事業計画のプレゼンテーション発表準備
(担当: 岩井邦久)
 事業計画の最終調整を行い、計画を完成させる。
第13回 (7/28): 事業計画のプレゼンテーション資料の作成
(担当: 岩井邦久)
 事業計画の効果的なプレゼンテーションを行うための資料を作成する。

第14回 (8/4): 事業計画の発表とディスカッション
(担当: 岩井邦久, 佐藤光輝, 佐々木純一郎, 内山大史, 森樹男, 前多隼人, 林田大志)
 完成した事業計画を発表し、その計画について全員でディスカッションする。
第15回 (8/4): 事業計画発表を受けてのまとめ
(担当: 岩井邦久)
 地域産業の維持・発展のために、本演習を通して学んだことや企画された事業計画について振り返り、今後の活かし方について論じる。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
担当教員が、受講状況、プレゼンテーションおよび個人レポートから、下記内容を踏まえ総合的に評価する。
●企画立案への取り組み状況において、各自の専門性を活かした貢献や、他のメンバーまたは地域の専門家等の意見に対する理解度を評価する (50%)。
●事業計画の内容において、グループが共創して提案できているか、そしてそれは如何に現実的で、地域産業を活性化する付加価値の高い商品やサービスの開発になり得るか等を評価する (50%)。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
本科目は、商品企画や事業計画をグループワークにより作り上げていくものである。グループワークにあたっては、必要な調査などをグループ内で確認して役割分担を行い、各自が事前に (授業時間以外) に準備すること (予習)。
グループワーク終了後は、当日の活動の内容の確認、課題等について振り返ること (復習)。
また、機会を見つけて、青森県内で開催される地域や地域企業に関するシンポジウムや報告会・勉強会に積極的に参加し、本科目のグループワーク、学修に役立てること。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
青い森の機能性食品素材ハンドブックを配布する。その他、必要に応じて担当教員より案内する。
参考文献
/bibliography
必要に応じて担当教員より案内する。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
グループでの作業、プレゼン資料や課題の提出、発表にはTeamsを使うので、習熟しておくこと。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
各回の内容や課題に関することは、各担当教員に、オフィスアワーに問い合わせてること。
科目全般に関することは、岩井に問い合わせること。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
各担当教員に確認すること。
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
Z95:学際・新領域
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A07:経済学,経営学およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
F41:社会経済農学、農業工学およびその関連分野
地域志向科目
/Local intention subject
地域志向科目
授業形態・授業方法
/Class form, class method
講義とグループワークによる演習形式。
科目ナンバー
/The subject number
GC-5-2302-Z95
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
他の科目 (産業創成特論) と密接に関連した授業である。
事業計画を実感するために、企業にアドバイスしている金融関係者の助言等ももらう。
対応する汎用的スキル1
/Transferable Skill1
対応する汎用的スキル2
/Transferable Skill2
対応する汎用的スキル3
/Transferable Skill3
対応する汎用的スキル4
/Transferable Skill4
対応する汎用的スキル5
/Transferable Skill5
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 (6/16, 1コマ) イントロダクション (担当: 岩井邦久) 本演習の目的と取組内容について説明を受ける。それを理解し、異分野同士のグループを形成する。
2 第2回 (6/16, 2コマ) テーマの設定 (担当: 岩井邦久) 異分野の受講者で作ったグループにおいて、商品企画のためのシーズの提示をうけ、商品の方向性を検討する。
3 第3回 (6/23, 2コマ) 商品企画のためのアイデア創出 (担当: 森樹男) 企画のためのアイディア創出法を学び、シーズから商品企画に着手する。
4 第4回 (6/30, 1コマ) 商品企画デザインを考える (担当: 佐藤光輝, 商品企画アドバイザー) 商品企画デザインを考えるために商品のコンセプトについてグループで検討する。検討にあたっては青森県産業技術センターで開発された手法(V-Cup)を活用する。
5 第5回 (6/30, 2コマ) 商品企画デザインのための市場調査,分析 (担当: 佐藤光輝, 商品企画アドバイザー) 商品企画デザインを進めるために商品の市場調査、分析を行う。
6 第6回 (7/7, 1コマ) 商品企画のアイデアをまとめる (担当: 岩井邦久, 前多隼人) 前回までまとめた商品企画に関するデータをもとに、商品企画をまとめる。随時、担当教員に相談し、助言を得る。
7 第7回 (7/7, 2コマ) 商品企画のアイデアのプレゼンテーション準備 (担当: 岩井邦久, 林田 大志) まとめた商品企画のプレゼンテーション (中間報告) を行うための準備を行う。随時、担当教員に相談し、助言を得る。
8 第8回 (7/14, 1コマ) 事業計画書のブラッシュアップ・・・事業計画の内容について (担当: 佐々木, 内山, 金融系担当者) 専門家の視点から、事業計画の内容について意見をもらい、事業計画のブラッシュアップを行う。
9 第9回 (7/14, 2コマ) 事業計画書のブラッシュアップ・・・実現可能性について (担当: 佐々木, 内山, 金融系担当者) 専門家の視点から、計画の実現可能性について意見をもらい、事業計画のブラッシュアップを行う。
10 第10回 (7/18, 1コマ) 中間発表・・・商品のコンセプトの発表 (担当: 担当全
教員)
グループで企画した商品についてプレゼンテーションし、教員から意見をもらう。
11 第11回 (7/18, 2コマ) 中間発表の振り返り (担当: 岩井邦久) 中間発表と受けた指摘等を踏まえ、今後の企画の方向性についてディスカッションする。
12 第12回 (7/28, 1コマ) 事業計画のプレゼンテーション発表準備 (担当: 岩井邦久) 事業計画の最終調整を行い、計画を完成させる。
13 第13回 (7/28, 2コマ) 事業計画のプレゼンテーション資料の作成 (担当: 岩井邦久) 事業計画の効果的なプレゼンテーションを行うための資料を作成する。
14 第14回 (8/4, 1コマ) 事業計画の発表とディスカッション (担当: 担当全教員) 完成した事業計画を発表し、その計画について全員でディスカッションする。
15 第15回 (8/4, 2コマ) 事業計画発表を受けてのまとめ (担当: 岩井邦久) 地域産業の維持・発展のために、本演習を通して学んだことや企画された事業計画について振り返り、今後の活かし方について論じる。

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