科目一覧へ戻る | 2025/03/26 現在 |
開講科目名 /Course |
食料科学演習/- |
---|---|
時間割コード /Course Code |
C251000073 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
地域共創科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
他 |
開講区分 /Semester offered |
集中 |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1 |
主担当教員 /Main Instructor |
西宮 攻/NISHIMIYA OSAMU |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専攻科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
演習科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
泉 ひかり/IZUMI HIKARI | 地域戦略研究所/ |
中井 雄治 | 地域戦略研究所/ |
永長 一茂/NAGAOSA KAZUSHIGE | 地域戦略研究所/ |
西宮 攻/NISHIMIYA OSAMU | 地域戦略研究所/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
---|---|
対応するDP /DP |
A1, C1 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
地域の課題を把握・解決するプロセスの一端を地域戦略研究所食料科学研究部門に所属する異なる専門分野の教員(中井・永長・西宮・泉)から実践形式で学び、問題解決法を見出す能力の習得を目指す。 |
授業の概要 /Summary of the class |
日本有数の食料供給県である青森県は、「青森新時代『農林水産力』強化パッケージ」を策定し、農林水産業が持続的に発展する社会の実現を後押ししているが、実現に向けて解決すべき課題はいくつも存在する。こうした課題に直面している現場の人々は、当事者にしか見えない多くの問題を抱えている一方、当事者では気づきにくい、俯瞰的かつ総合的な視点や考え方も必要となるケースも多々ある。課題解決に向けて、研究者は、生産者・販売者などの現場の声を聞き、問題点を拾い上げ、幅広い視点から問題を整理し、課題解決策を提案すること、また時には新たな手法を確立し新たな価値観を付与することが求められる。 こうした背景を踏まえ、本授業では、地域の課題を把握・解決するプロセスを実践的に学ぶ。具体的には、生産や研究の現場である青森市を主な開催場所とし、夏休み期間を利用した短期集中型の授業を行う。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回 イントロダクション 以降の演習で学ぶ内容や注意事項を具体的に説明しつつ食料科学演習の概要を解説する。 第2-4回 現場の課題解決策の提案演習 1 青森県産業技術センター林業研究所および青森きくらげ生産現場の見学・体験等を通じて、農林水産物の生産現場での問題点を抽出して多角的に整理し、課題解決するためのプロセスを実践的に学ぶ。 第5-7回 現場の課題解決策の提案演習 2 青森県営浅虫水族館の見学・体験等を通じて、農林水産物の生産現場での問題点を抽出して多角的に整理し、課題解決するためのプロセスを実践的に学ぶ。 第8回 現場の課題解決策の提案演習 3 第2回~第7回に生産者・販売者などの現場から拾い上げた農林水産業の諸課題に対して、幅広い視点から解決策を提案する。 第9-11回 農林水産物への価値付与演習 1 食品機能性評価に用いられるショウジョウバエの観察・実験等を通じて、農林水産物の生産現場での課題解決に向けた農林水産物に新たな価値を付与するためのプロセスを実践的に学ぶ。 第12-14回 農林水産物への価値付与演習 2 主要な水産養殖対象種であるスサビノリの観察・実験等を通じて、農林水産物の生産現場での課題解決に向けた農林水産物に新たな価値を付与するためのプロセスを実践的に学ぶ。 第15回 農林水産物への価値付与演習 3 第9回~第14回に研究現場で体験した農林水産物への価値付与に向けた取り組みを踏まえ、幅広い視点から解決すべき課題を提案する。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
・現場での課題が適切に抽出できているか(40%) ・現場の生産者・当事者等と適切にコミュニケーションが取れているか(20%) ・自分なりの課題解決策を提案できているか(40%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
授業中に適宜指示する。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
各授業の学習テーマに応じて提示する。 |
参考文献 /bibliography |
各授業の学習テーマに応じて提示する。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
・学部レベルの分子生物学の知識を持っていることが望ましいが、文系出身者に対しては配慮する ・9月中に実施予定であり、詳細な日程は決定後に掲示する ・青森県営浅虫水族館の入館料およびバックヤード見学料(合計1,330円)は自己負担 ・弘前から青森駅までの交通費は自己負担 ・青森駅から施設(青森県産業技術センター林業研究所、青森きくらげ生産現場、青森県営浅虫水族館)までは公用車を手配する予定 ・受講希望人数が多い場合には抽選を行う可能性がある |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
以下のメールアドレスで受け付ける。面会やTeams等によるオンライン面会を希望する場合は,事前に連絡すること。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
中井:yunakai<at>hirosaki-u.ac.jp 西宮:o.nishimiya<at>hirosaki-u.ac.jp 永長:knagaosa<at>hirosaki-u.ac.jp 泉:h-izumi<at>hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
F38:農芸化学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
F40:森林圏科学、水圏応用科学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
地域志向科目 |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
本授業は全4回で構成され、各回終日のスケジュールで実施される。 実習実施場所は、青森県産業技術センター林業研究所、青森きくらげ生産現場、青森県営浅虫水族館、地域戦略研究所食料科学研究部門を予定している。 |
科目ナンバー /The subject number |
GC-5-2332-F38 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
青森県の農林水産業の現場が抱える社会的課題、技術的課題を現場でのヒアリングを通して抽出し、解決策を考えさせる。 |
対応する汎用的スキル1 /Transferable Skill1 |
無 |
対応する汎用的スキル2 /Transferable Skill2 |
有 |
対応する汎用的スキル3 /Transferable Skill3 |
無 |
対応する汎用的スキル4 /Transferable Skill4 |
無 |
対応する汎用的スキル5 /Transferable Skill5 |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |