科目一覧へ戻る | 2025/03/26 現在 |
開講科目名 /Course |
火災現象特論/Fire Dynamics |
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時間割コード /Course Code |
S252002002 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
理工学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月/Mon 3 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2,3 |
主担当教員 /Main Instructor |
山崎 拓也/YAMAZAKI TAKUYA |
科目区分 /Course Group |
大学院(博士後期課程) 安全システム工学専攻 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
講義科目 |
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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山崎 拓也/YAMAZAKI TAKUYA | 理工学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
DP1,DP2,DP3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
・燃え拡がりを支配する物理的または化学的要因を理解すること(DP1) ・くん焼を支配する物理的または化学的要因を理解すること(DP1) ・可燃性固体の反応速度論を理解すること(DP1) ・固体燃焼のモデル化・定式化の方法を学び,実際の現象から学ぶ思考法を習得すること(DP2) ・実際の火災を予測・抑制する上での課題を理解し,その解決にむけた問題意識をもつこと(DP3) |
授業の概要 /Summary of the class |
この講義では火災でみられる燃焼現象がどのようにモデル化・定式化されるかを学び,燃焼現象の解析から火災を支配する物理や化学反応を定量的に理解することを目標とします. 火災において重要な燃え拡がりやくん焼などの固体燃焼では,輸送現象と化学反応の結びつきが強いため,モデル化や定式化が非常に困難です.本講義では固体燃焼の解析を妨げる要因についても説明していきます. また,火災はマルチスケールの問題です.火災における可燃物は数メートル以上の樹木から数センチメートルの枝や葉,数ミリメートルの腐葉土というように,可燃物のサイズが大きく異なります.火災性状の理解に向け,大きなスケールと小さなスケールの現象の関連性についても議論していきます. |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回: 火災における燃焼現象 第2回: 燃え拡がりの火炎構造 第3回: 熱的に薄い燃料の燃え拡がり 第4回: 熱的に厚い燃料の燃え拡がり 第5回: 燃え拡がりの安定性 第6回: くん焼の燃焼構造 第7回: 空隙率の高い燃料のくん焼 第8回: 空隙率の低い燃料のくん焼 第9回: くん焼の安定性 第10回: くん焼から燃え拡がりへの遷移挙動 第11回: 可燃性固体の反応速度論 (1) 第12回: 可燃性固体の反応速度論 (2) 第13回: 材料の不均一性と燃焼挙動の関係性 (1) 第14回: 材料の不均一性と燃焼挙動の関係性 (2) 第15回: 材料の不均一性と燃焼挙動の関係性 (3) |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
2回のレポート課題で評価します. |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:講義内容に関連するキーワードを予習しておいてください. 復習:講義で分からなかった単語や数式などが理解できるよう復習を行ってください. |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書はありません. |
参考文献 /bibliography |
平野 敏右,燃焼学: 燃焼現象とその制御,海文堂 新岡 嵩, 燃焼現象の解析,東北大学出版会 Chung K. Law, Combustion Physics, Cambridge University Press Dougal Drysdale, An Introduction to Fire Dynamics, Wiley Maasoud Kaviany, Principles of Heat Transfer in Porous Media, Springer |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
この講義には,熱力学,流体力学,伝熱工学の基礎知識を必要とします. |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
山崎拓也:理工学部1号館320号室,水曜日17:00-18:00 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
山崎拓也:takuya@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
C25:社会システム工学、安全工学、防災工学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
C19:流体工学、熱工学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
E35:高分子、有機材料およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義は板書およびスライドを使用して進めていきます. |
科目ナンバー /The subject number |
|
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
なし |
対応する汎用的スキル1 /Transferable Skill1 |
有 |
対応する汎用的スキル2 /Transferable Skill2 |
有 |
対応する汎用的スキル3 /Transferable Skill3 |
無 |
対応する汎用的スキル4 /Transferable Skill4 |
無 |
対応する汎用的スキル5 /Transferable Skill5 |
無 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |