シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2022/12/02 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
西洋古典学/Classical Studies
時間割コード
/Course Code
H221100045
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
人文社会科学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
木 2
開講区分
/Semester offered
前期/first semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
今井 正浩/IMAI MASAHIRO
科目区分
/Course Group
大学院(修士課程) 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択
授業形式
/Class Format
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
今井 正浩/IMAI MASAHIRO 人文社会科学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
現代共生コースDP1及び他コースDP3
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
西洋古典古代(古代ギリシア・ローマ)の倫理思想に関する比較的平易な英文論考の講読を通して,論文を読みこなすための力を養うこと。同時に、ヨーロッパの歴史文化の源流にあたる西洋古典古代という時代についての基本的な理解を深めること。
授業の概要
/Summary of the class
西洋古典学というのは、ヨーロッパの歴史文化の源流にあたる西洋古典古代(古代ギリシア・ローマ)の歴史文化遺産について学ぶ学問です。「何だか難しそうだな」といった印象を与えるかもしれませんが、そんなふうに身構える必要は、まったくありません。英文論考を読みこなすためのコツも含めて、初学者の諸君にもできるだけわかりやすい授業を行います。ヨーロッパの歴史や文化に興味のある、一人でも多くの院生諸君の受講をお待ちしています。
授業の内容予定
/Contents plan of the class
西洋古典古代の倫理思想に関する比較的読みやすい英文の論考を取り上げ,叙事詩人ホメロスからキリスト教の大思想家アウグスティヌスにいたるまでの西洋古典古代の倫理思想の展開を丹念に辿ります。

第1回 西洋古典古代の倫理思想の展望
第2回 ギリシアの詩人たち―ホメロスから悲劇詩人まで―(論考読解・発表・討論)
第3回 初期ギリシアの思想家たち(1)ピュタゴラス派(論考読解・発表・討論)
第4回 初期ギリシアの思想家たち(2)ヘラクレイトス,エンペドクレス,アナクサゴラス(論考読解・発表・討論)
第5回 ソフィスト思潮(論考読解・発表・討論)
第6回 ソクラテス(1)(論考読解・発表・討論)
第7回 ソクラテス(2)(論考読解・発表・討論)
第8回 プラトン(1)(論考読解・発表・討論)
第9回 プラトン(2)(論考読解・発表・討論)
第10回 アリストテレス(1)(論考読解・発表・討論)
第11回 アリストテレス(2)(論考読解・発表・討論)
第12回 ヘレニズム期の思想家たち―エピクロス派とストア派―(論考読解・発表・討論)
第13回 プロティノスと新プラトン主義(論考読解・発表・討論)
第14回 アウグスティヌスとキリスト教(論考読解・発表・討論)
第15回 総括

なお,授業の進行状況等によってシラバスの内容と異なってくる場合は,その都度、説明をします。

成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
平常評価〔授業への参加度〕(50パーセント)+学期末に提出するレポートの評点(50パーセント)を合算して,総合的に評価します。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
各回の授業後に復習点,次回の予習点を伝えます。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
Gill, C. J., Classical Ethical Thought, in Zeyl, D.J.(ed.), Encyclopedia of Classical Philosophy (London, Chicago, 1997),pp.221-229.
参考文献
/bibliography
授業で教材として使用する予定の Christopher, J. Gill 英文の論考の論末に専門的な参考文献が多数紹介されています。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
受講にあたって,古典ギリシア語・ラテン語等の知識は問いませんが,語学力が理解を深めるのに役立つことは言うまでもありません。日本語で書かれた代表的な古典ギリシア語・ラテン語の基礎文法書を紹介しますので,ぜひ挑戦してみてください。
(1)水谷智洋著『古典ギリシア語初歩』(岩波書店刊,1990年)
(2)田中利光著『ラテン語初歩/改訂版』(岩波書店刊,2002年)
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
毎週月曜日の午後4時~6時をオフィスアワーの時間帯に設定していますので,その時間帯を利用してください。
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
Eメールアドレス masahiro@hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A01:思想,芸術およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
該当なし
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
講義の要素を取り入れた演習形式の授業
科目ナンバー
/The subject number
GH-5-2119-A03
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
有/Yes
その他
/Others
なし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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