科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
東アジア思想史/Intellectual History in East Asia |
---|---|
時間割コード /Course Code |
H221100061 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
金 3 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
李 良/RI RYO |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専門科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
|
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
李 良/RI RYO | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
---|---|
対応するDP /DP |
文化芸術コースDP1及び他コースDP3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
葛兆光著・辻康吾監訳・永田小絵訳 完本『中国再考 領域・民族・文化』(岩波書店、2021年)の精読を通して、中国の歴史社会とその思想の在り様を深く理解すること |
授業の概要 /Summary of the class |
中国思想史の第一人者の葛兆光先生の話題作の精読によって、中国の思想と社会のみならず、中国と周辺国家ないし国際社会と関係の歴史的理解を深め、民族的人間であるとともに、地球人でもある一人の現代人としての正しい自意識を涵養していくこととする。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
中国思想史の代表的な研究者による『中国再考』を精読します。 1、中国の成り立ちとアイデンティティーの混迷 2、 東アジア史は成立するかーー各国史にはなお意味があるのか 3、世界観ーー西洋近代の世界観と古代中国人の天下観 4、国境ーー「中国」の領域についての議論 5、「中華民族」の由来 6、歴史ー長期的に中国文化を考える 7、周辺ーー十六、十七世紀以来の中国、朝鮮、日本の相互認識 8、 「朝天」から「燕行」へ 9、大清帝国 10 、天下ーー中国の「世界」についての伝統的観念 11、苦悩する中国ーー「現代」、「国家」、「文化」におけるジレンマ 12 、「何が中国か?」の思想史 13 、常に変化してきた中国の「内」と「外」 14、問題意識がどこから来たか 15 結論 16 総括 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
その都度の購読レジメ提出と発表(60%)と授業参加態度(20%)、最終レポート(20%)を総合して評価します。 |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
適宜関連書籍の紹介、そのうえで担当箇所の精読と概要作りなどをすること |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
指定しない |
参考文献 /bibliography |
その都度、紹介します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
金曜日正午から午後一時まで。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
popo@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
場合と問題によっては演習形式となります。 メディア授業へ移行した場合は、Moodleを使用します。 |
科目ナンバー /The subject number |
GH-5-1130-A01 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |