シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2022/12/02 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
日本近代文学論B/Modern Japanese Literature B
時間割コード
/Course Code
H222100049
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講所属
/Course Offered by
人文社会科学研究科/
曜日コマ
/Day, Period
水 2
開講区分
/Semester offered
後期/second semester
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2
主担当教員
/Main Instructor
帆苅 基生/HOGARI MOTOO
科目区分
/Course Group
大学院(修士課程) 専門科目
教室
/Classroom
必修・選択
/Required/Elective
選択
授業形式
/Class Format
メディア授業
/Media lecture

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Faculty/Department
帆苅 基生/HOGARI MOTOO 教育学部/
難易度(レベル)
/Level
レベル5
対応するDP
/DP
文化芸術コースDP1及び他コースDP3
授業としての具体的到達目標
/Concrete arrival target as the class
・日本近代文学を、他の文化的領域との接点という観点から多角的に理解すること
・文学作品を適切に評価するための分析手法を習得すること
・口頭発表と討議を通して、文学作品の価値を的確に見極めるための眼識を養うこと
・修得した知見・技能を文学作品の学術的評価や、図書館・文学館での利活用に関する文化振興のための施策につなげる能力を養うこと
授業の概要
/Summary of the class
・日本近代文学の成立と展開を、批評・評論の側から分析・考察する
・日本近代文学論Bでは、昭和の戦中までを中心に扱う
・〈文学〉〈小説〉という概念が拡大し、様々な試みがなされ議論がなされていく過程を批評・評論の側から考察していく
・批評・評論の分析・考察を通して、文壇・文芸ジャーナリズムの様相、社会状況と同時代諸言説・諸事象、そして創作の実践をも横断的に見ていきたい
授業の内容予定
/Contents plan of the class
第1回:ガイダンス
第2回:大宅壮一「文壇ギルドの解体期」
第3回:谷崎潤一郎「饒舌録」芥川龍之介「文芸的な、余りに文芸的な」
第4回:蔵原惟人「プロレタリア・レアリズムへの道」
第5回:中村武羅夫「誰だ?花園を散らす者は!」
第6回:平林初之輔「政治的価値と芸術的価値」
第7回:宮本顕治「『敗北』の文学」
第8回:小林秀雄「様々な意匠」
第9回:伊藤整「新心理主義文学」
第10回:杉山平助「文芸評論家群像」
第11回:三木清「シェフトス的不安について」
第12回:横光利一「純粋小説論」
第13回:中野重治「閏二月二九日」
第14回:高見順「描写の後ろに寝てゐられない」
第15回:萩原朔太郎「日本への回帰」保田与重郎「文明開化の論理の終焉について」

授業の進行状況等により、シラバスと実際の内容と異なる場合には、その都度説明します。
メディア授業実施の場合はTeamsを使用します。
成績評価方法及び採点基準
/A scholastic evaluation method and marking standard
口頭発表(40%)、期末レポート(30%、Teams上で提出)、毎回の授業時に提出する小レポート(30%、Teams上で提出)
上記を合算し総合的に判断する。
予習及び復習等の内容
/Contents such as preparations for lessons and the review
[予習]各回で扱う作品を事前に読了しておくことが必要。
[復習]各回の内容を徐々に積み重ねながら展開するため、毎回の内容を各自で振り返り、不明点は早期に解消することが必要。
教材・教科書
/The teaching materials, textbook
『日本近代文学評論選』【明治・大正篇】(岩波文庫)
参考文献
/bibliography
授業中に適宜資料を配布する。
留意点・予備知識
/Point to keep in mind, back ground
高校卒業程度の近現代文学史を知っていることが望ましい。また、積極的な発言を求める。
授業内容に関する質問・疑義等
/Question, doubt about class contents
オフィスアワーは木曜日の昼休み
それ以外でもメールをもらえれば時間を調整します
Eメールアドレス・HPアドレス
/E-mail address, HP address
hogari0610(at)hirosaki-u.ac.jp
学問分野1(主学問分野)
/Discipline 1
A02:文学,言語学およびその関連分野
学問分野2(副学問分野)
/Discipline 2
A01:思想,芸術およびその関連分野
学問分野3(副学問分野)
/Discipline 3
A03:歴史学,考古学,博物館学およびその関連分野
地域志向科目
/Local intention subject
なし
授業形態・授業方法
/Class form, class method
演習形式にて進めていく
科目ナンバー
/The subject number
GH-5-1125-A02
メディア授業による著作物利用の有無について
/Whether or not copyrighted works are used in media classes
無/Nothing
その他
/Others
なし
No. 回(日時)
/Time (date and time)
主題と位置付け(担当)
/Subjects and instructor's position
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
該当するデータはありません

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