科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
日本語学方法論/Research Methods of Japanese Linguistics |
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時間割コード /Course Code |
H222100063 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
人文社会科学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
木 2 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
占部 由子/URABE YUKO |
科目区分 /Course Group |
大学院(修士課程) 専門科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
選択 |
授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
◯ |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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占部 由子/URABE YUKO | 人文社会科学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
文化芸術コースDP1及び他コースDP3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
(1)論文読解を通して、日本語研究の方法を理解する (2)日本語学・言語学の知識や考え方をふまえ、自ら課題を見出し、その課題を解決できるようになる (3)言語を多角的、複眼的に捉えられるようになる (4)授業中の発表や議論を通して、分かりやすい発表を目指すよう意識できるようになる |
授業の概要 /Summary of the class |
日本語学の方法論について演習形式で学ぶ。具体的には、専門的な論文を精読していくことを通して、日本語の体系・歴史・方言をどのように捉え、どのように叙述すればよいのかを考察する。論文読解にあたっては、まず著者の意図するところをくみとりながら、内容を過不足なく押さえる。そのうえで、研究史上に正確に位置づけ、問題点を指摘し、発展的な解決方法を見出すことを目指す。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:導入 第2回:存在表現とアスペクト(1)東北諸方言 第3回:存在表現とアスペクト(2)日本語諸方言 第4回:存在表現とアスペクト(3)存在型アスペクトの文法化のバリエーション 第5回:指示表現(1)中古のカ(ア)系列とソ系列の観念指示用法 第6回:指示表現(2)現代語・中古語の観念用法「アノ」「カノ」 第7回:指示表現(3)直接経験が必要ない記憶指示のアノ 第8回:「非情の受身」の発達(1)「非情の受身」のバリエーション 第9回:「非情の受身」の発達(2)ラル構文によるヴォイス体系 第10回:「非情の受身」の発達(3)可能表現における助動詞「る」と可能動詞の競合 第11回:スタイルと役割語(1)役割語の周縁の言語表現 第12回:スタイルと役割語(2)書き手デザイン 第13回:スタイルと役割語(3)行為指示表現「~ておくれ」の歴史 第14回:まとめ(1)研究資料について 第15回:まとめ(2)着眼点と分析方法について |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
発表(30%)、他の発表へのコメント(20%)、最終レポート(50%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
予習:翌週の論文は必ず読んで、疑問点を明確にしておくこと。 復習:予習段階の不明点が授業時にどのように解決したかを意識して、もう一度論文を読み直してください。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
岡崎友子・衣畑智秀・藤本真理子・森勇太(編)(2018)『バリエーションの中の日本語史』くろしお出版 ※必ずしも事前に購入する必要はありません。 |
参考文献 /bibliography |
授業内において随時紹介します。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
1人につき1回(以上)発表してもらいます。また、他の人の発表に対しても積極的に質問・意見を述べてもらいます。したがって、毎回の論文を事前にしっかりと読んでおくことが前提です。とにかく、様々な研究論文を読むことに慣れてください。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
授業時やメールで適宜対応します。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
第1回目の授業時にお伝えします。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A02:文学,言語学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
該当なし |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
授業はすべてメディア授業(Teams)で、演習形式です。 |
科目ナンバー /The subject number |
GH-5-1126-A02 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
なし |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |