基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Course	学校保健の協働的展開／School health programs collaborative practice
時間割コード ／Course Code	P221000005
ナンバリングコード ／Numbering Code
開講所属 ／Course Offered by	教育学研究科／
曜日コマ ／Day, Period	月　5
開講区分 ／Semester offered	前期／first semester
単位数 ／Credits	2.0
学年 ／Year	2
主担当教員 ／Main Instructor	小林 央美／KOBAYASHI HIROMI
科目区分 ／Course Group	大学院（専門職学位課程）　発展科目
教室 ／Classroom
必修・選択 ／Required/Elective
授業形式 ／Class Format
メディア授業 ／Media lecture	－

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Faculty/Department
田中 完／TANAKA HIROSHI	教育学部／
小林 央美／KOBAYASHI HIROMI	教育学研究科／
原 郁水／HARA IKUMI	教育学部／
新谷 ますみ／ARAYA MASUMI	教育学部／

難易度（レベル） ／Level	レベル5
対応するＤＰ ／DP	DP1 DP2 DP3 DP4
授業としての具体的到達目標 ／Concrete arrival target as the class	○児童生徒の健康の保持増進を目指した学校保健の展開について，今日的な教育課題や健康課題の解決につながる「協働的展開のあり方・考え方・実践」「チーム学校としての取り組み」について，実際の展開事例の分析を通して考察することができる。
授業の概要 ／Summary of the class	児童生徒の健康の保持増進を目指した学校保健の展開について，学校現場における実際の展開事例の分析を基に，今日的な教育課題や健康課題の解決につながる「学校保健の協働的展開のあり方・考え方・実践」「チーム学校としての取り組み」について，様々な視点から考察する。
授業の内容予定 ／Contents plan of the class	授業計画 第１回：オリエンテーション （担当：小林央美・新谷ますみ） 学校における学校保健の展開について，これまでの教育実習や養護実習，教職経験を振り返るとともに，本授業の目標と進め方の共通理解を図る。 第２回：学校教育における学校保健の基本（１）学校保健の位置づけ （担当：小林央美・新谷ますみ） 学校教育における学校保健の位置づけについて，学校経営・学級経営・保健室経営・教育課程の視点から考察する。 第３回：学校教育における学校保健の基本（２）関係職員とその役割 （担当：小林央美・新谷ますみ） 学校教育における学校保健に関わる学校内外の職員（管理職／教員／学校医／学校歯科医／学校薬剤師／学校外の関係機関の職員／地域の関係者など）とその役割について，事例を取り上げながら，協働的視点で考察する。 第４回：学校保健の協働的展開（１）学校医の立場から （担当：小林央美・田中完） 学校教育における学校保健について，学校医の立場から，実際の展開事例の分析を通して，協働的展開のあり方・考え方・実践について考察する。 第５回：学校保健の協働的展開（２）保健科教員の立場から （担当：小林央美・原 郁水） 学校教育における学校保健について，保健科教員の立場から，実際の展開事例の分析を通して，協働的展開のあり方・考え方・実践について考察する。 第６回：学校保健の協働的展開（３）管理職の立場から （担当：小林央美・附属校園長のゲストティチャー） 学校教育における学校保健について，管理職（幼稚園／小学校／中学校／特別支援学校）の立場から，実際の展開事例の分析を通して，協働的展開のあり方・考え方・実践について考察する。 第７回：学校保健と学級経営 （担当：小林央美・新谷ますみ） 学校教育における学校保健について，基礎科目での学級経営に関する学習や教育実習や養護実習，教職経験を生かし，実際の展開事例の分析を通して，学級経営における学校保健の協働的展開のあり方・考え方・実践，チーム学校としての取り組みについて考察する。 第８回：学校保健と保健室経営 （担当：小林央美・新谷ますみ） 学校教育における学校保健について，実際の展開事例の分析を通して，保健室経営における学校保健の協働的展開のあり方・考え方・実践，チーム学校としての取り組みについて考察する。 第９回：学校保健における協働的展開の実際（１）小学校・中学校・高等学校における学校保健 （担当：小林央美・新谷ますみ） 各学校種における学校保健の課題とその解決に向けた協働的展開の事例の分析を通して，学校種に合わせた学校保健の協働的展開のあり方・考え方・実践，チーム学校としての取り組みについて考察する。 第10回：学校保健における協働的展開の実際（２）児童虐待と子どもの権利の視点を取り入れた学校保健 （担当：ゲストティチャー・小林央美・新谷ますみ） 学校における学校保健の課題（児童虐待）とその解決に向けた協働的展開の事例や虐待防止プログラム分析を通して，学校における学校保健の協働的展開のあり方・考え方・実践，チーム学校としての取り組みについて考察する。 第11回：学校保健における協働的展開の実際（３）児童虐待と子どもの権利の視点を取り入れた学校保健 （担当：ゲストティチャー・小林央美・新谷ますみ） 学校における学校保健の課題（児童虐待）とその解決に向けた協働的展開の事例分析を通して，学校における学校保健の協働的展開のあり方・考え方・実践，チーム学校としての取り組みについて考察する。 第12回：学校保健における協働的展開の実際（４）法的視点での学校保健の理解と展開 （担当：ゲストティチャー・小林央美・新谷ますみ） 学校における学校保健の課題とその解決に向けた協働的展開について、法的視点から理解し、事例分析を通して，学校における学校保健の協働的展開のあり方・考え方・実践，チーム学校としての取り組みについて考察する。 第13回：学級経営と保健室経営の協働による学校保健の展開 （担当：ゲストティチャー・小林央美・新谷ますみ） 学校保健の展開における学級経営と保健室経営の協働的展開について，実践事例の分析や法的視点を通して，考察する。 第14回：地域に開かれた学校保健の展開 （担当：小林央美・新谷ますみ） 地域に開かれた学校保健の展開と地域との協働的展開について，実践事例の分析を通して，チーム学校の視点から考察する。 第15回：学校保健の協働的展開における今後の展望 （担当：小林央美・新谷ますみ・田中完・原郁水） 今日的な教育課題や健康課題の解決に向けた学校保健の協働的展開について，これまでの学びを活かし他面的に考察し，今後のあり方について展望する。
成績評価方法及び採点基準 ／A scholastic evaluation method and marking standard	【成績評価方法】 〈1〉最終レポート（25％） 〈2〉各テーマについての小レポート（２～15回）（25％） 〈3〉討論への参加状況など（50％） 【評価の基準】 〈1〉児童生徒の健康の保持増進を目指した学校保健の展開について，今日的な教育課題や健康課題の解決につながる「協働的展開のあり方・考え方・実践」について，多面的に考察することができる。 〈2〉児童生徒の健康の保持増進を目指した学校保健の展開について，今日的な教育課題や健康課題の解決につながる「チーム学校としての取り組み」について，多面的に考察することができる。 〈3〉今日的な教育課題や健康課題の解決に向けた学校保健の協働的展開のあり方について，理論と実践を統合し展望することができる。
予習及び復習等の内容 ／Contents such as preparations for lessons and the review	これまでの教育実践や養護実践について、学校保健の協同的展開の視点で整理しておくこと
教材・教科書 ／The teaching materials, textbook	テキスト ・日本学校保健会（2018）『学校保健の動向』丸善出版 ・学校保健・安全実務研究会（2017）『学校保健実務必携 新訂版』第一法規 ・門田真一郎他（2016）『学校保健』大学教育出版 ・教員養成系大学保健協議会編(2009）『学校保健ハンドブック第６次改訂』ぎょうせい ・大澤清二他（2010）『学校保健の世界』杏林書院 ・金井壽宏，楠見孝編（2012）『学校保健安全法に対応した改訂学校保健』東山書房 ・日本教育保健学会編（2016）『教師のための教育保健学』東山書房
参考文献 ／bibliography	参考書・参考資料等 ・三木とみ子編（2018）『新訂 養護概説』ぎょうせい ・日本学校保健会（2012）『保健主事のためのマネジメント事例集』 ・その他各授業の学習テーマに応じて提示する。
留意点・予備知識 ／Point to keep in mind, back ground	１年次前期の必修科目「学校安全と危機管理」の学習内容を整理しておくこと
授業内容に関する質問・疑義等 ／Question, doubt about class contents	月 １４：３０～１５：３０
Eメールアドレス・HPアドレス ／E-mail address, HP address	hiromi@hirosaki-u.ac.jp
学問分野1（主学問分野） ／Discipline 1	A09:教育学およびその関連分野
学問分野2（副学問分野） ／Discipline 2	A09:教育学およびその関連分野
学問分野3（副学問分野） ／Discipline 3	Z95:学際・新領域
地域志向科目 ／Local intention subject	なし
授業形態・授業方法 ／Class form, class method	討議やグループワークを中心とした演習を行う。
科目ナンバー ／The subject number	GP-5-3300-A09
メディア授業による著作物利用の有無について ／Whether or not copyrighted works are used in media classes	無／Nothing
その他 ／Others	院生との日程調整の上、一部、集中講義で行うことがある。 メディア授業に移行した場合は、Teamsで授業を行います。

No.	回（日時） ／Time (date and time)	主題と位置付け（担当） ／Subjects and instructor's position	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
該当するデータはありません