科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
教育相談の理論と方法/Educational counseling: theories and practice |
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時間割コード /Course Code |
P221000017 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教育学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
水 1, 水 2 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
吉原 寛 |
科目区分 /Course Group |
大学院(専門職学位課程) 基礎科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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吉原 寛 | 教育学研究科/ |
甲田 隆/KOUTA TAKASHI | 教育学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
「DP1,DP2,DP3,DP4」 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
【学部卒院生の到達目標】 〇教育相談の理論を学ぶとともに、学校現場における実践例を通じて自らの課題を考察することができること 【現職教員院生の到達目標】 〇教育相談の理論について再確認するとともに、実践の場を離れた視点で学校現場の課題を整理・再発見し、校内及び関係機関と連携して取り組むことの重要性を理解できること |
授業の概要 /Summary of the class |
教育相談を取り巻く諸問題について考えることを通じて、これからの学校現場における教育相談の在り方について考察する。 教育相談事例資料及び映像をもとにしながら、教育相談について理論的に考察する視点を形成するとともに、それにもとづく教育相談の今日的課題とその在り方について議論する。 理論的視点と学校現場における実践的視点とのつながりを目指し、研究者教員と実務家教員とのティーム・ティーチングにより、学校の実情に合わせて理解を深める。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
授業計画 第1回:オリエンテーション (担当:吉原寛・甲田隆) 講義全体の内容を通観するとともに、受講生の課題意識を深める。授業目標の共有と事例提供に関する倫理、及び特に学部卒院生に対する事例情報守秘の徹底等の基本的理解を図る。 第2回:現職教員院生による事例提供とディスカッション(1)~今日の学校・教員が抱える問題について~ (担当:吉原寛・甲田隆) 教育相談に関する基本的理解を踏まえ、今日学校・教員が抱える問題について考察する。 第3回:現職教員院生による事例提供とディスカッション(2)~相談の枠組を中心とした議論・評価~ (担当:吉原寛・甲田隆) 相談の枠組を中心とした議論・評価について、学校現場における教育相談事例提供に基づき、その実践について議論・評価を試みる。 第4回:現職教員院生による事例提供とディスカッション(3)~児童生徒理解の枠組を中心とした議論・評価~ (担当:吉原寛・甲田隆) 児童生徒理解の枠組を中心とした議論・評価について、学校現場における教育相談事例提供に基づき、その実践について議論・評価を試みる。 第5回:現職教員院生による事例提供とディスカッション(4)~対人関係に係る課題を中心とした議論・評価~ (担当:吉原寛・甲田隆) 人間関係の査定を中心とした議論・評価について、学校現場における教育相談事例提供に基づき、その実践について議論・評価を試みる。 第6回:教育相談の基本理念及び理論に関する講義(1)~生徒指導における教育相談の位置付け~ (担当:吉原寛・甲田隆) 第2回~第5回で提起された今日の学校における教育相談の実状を踏まえた上で、あらためて教育相談の基本理念と理論について生徒指導における教育相談の位置付けに基づいて論じる。理論を踏まえて事例を再検討する。 第7回:教育相談の基本理念及び理論に関する講義(2)~教育相談体制と研修の在り方~ (担当:吉原寛・甲田隆) 第2回~第5回で提起された今日の学校における教育相談の実状を踏まえた上で、あらためて教育相談の基本理念と理論について教育相談体制と研修の在り方に基づいて論じる。理論を踏まえて事例を再検討する。 第8回:本講において学ぶべき内容の洗い出しと共有 (担当:吉原寛・甲田隆) 各コース学生の理解の到達点について整理するとともに、提起された事例と理論をめぐる講義を通じて、教育相談活動を行う上での現時点での課題の明確化を図る。 第9回:各コース院生が共同して課題解決に取り組む。実践事例に基づくディスカッション(1) ~学校風土と教育相談~ (担当:吉原寛・甲田隆) 中学校等で見られた友人とのトラブルから不登校になった生徒の教育相談事例について、どのように教育相談を進め、主訴の解決に導いたら良いか議論する。また、他校種の教育相談事例を知り、多様な教育相談について理解を深める。 第10回:各コース院生が共同して課題解決に取り組む。実践事例に基づくディスカッション(2) ~かかわりの相互性に着目した事例検討~ (担当:吉原寛・甲田隆) 高等学校等において特定の生徒間で頻繁にトラブルが見られた事例について、どのように教育相談を進め、トラブルの解決に導いたら良いか議論する。また、他校種の教育相談事例を知り、多様な教育相談について理解を深める。 第11回:実践的教育相談技法の試演(1)~課題を活用した自己理解の促進~ (担当:吉原寛・甲田隆) 1)設定された課題をとおしてロールプレイを体験し、その効果的活用の方策を検討する。 2)設定された課題をとおして積極的傾聴を体験し、その効果的活用の方策を検討する。 第12回:実践的教育相談技法の試演(2)~課題を活用した自己理解の促進~ (担当:吉原寛・甲田隆) 構成的グループエンカウンターを体験し、その効果的活用の方策を検討する。 第13回:各コース院生が共同して課題解決に取り組む。実践事例に基づくディスカッション(3) ~発達障害児が示す行動の理解と支援に着目した事例検討~ (担当:吉原寛・甲田隆) ある小学校通常の学級に在籍する児童について、時折教室から飛び出す行動の理解と支援の手立てについて議論する。また、他校種の教育相談事例を知り、多様な教育相談について理解を深める。 第14回:各コース院生が共同して課題解決に取り組む。実践事例に基づくディスカッション(4) (担当:吉原寛・甲田隆) ~愛着障害が疑われる事例の検討~ 他児とのトラブルを繰り返し、担任が注意しても問題は収まらず、逆に問題行動が増え学級担任だけでは対応が困難となっているケースについて、どのように支援を進め問題解決に導いていったら良いか議論する。また、他校種の教育相談事例を知り、多様な教育相談について理解を深める。 第15回:教育相談の今日的課題と展望 (担当:吉原寛・甲田隆) 教育相談活動において教員が直面している今日的課題を総括し、今後の教育相談の在り方、自身の関与の在り方について考察する。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
学生に対する評価 【評価の基準】 〈1〉教育相談に果たす教員の役割について理解することができる。 〈2〉教育相談に関する理論的理解をもとに、今日の教育相談をめぐる問題を考察することができる。 〈3〉教育相談をめぐる今日的課題に対して今後の自らの教員としての在り方を展望することができる。 【評価の構成】 〈1〉最終レポート(60%) 〈2〉事前学習ワークシート(20%) 〈3〉討論への参加状況など(20%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
教育相談に関する事例提供,各授業の振り返りコメントの作成について,60時間の予習・復習の時間を求める。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
教科書は使用しません。適宜、Teamsをとおして資料データを配布する。 |
参考文献 /bibliography |
特になし。 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
特になし。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
水曜日 12:00~12:30 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
yoshihara[at]hirosaki-u.ac.jp [at]を@に置き換えてください。 |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A10:心理学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
該当なし |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
・研究者教員と実務家教員とのティーム・ティーチング ・一部討議やグループワークを中心とした演習形式で行う。 |
科目ナンバー /The subject number |
GP-5-0500-A09 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
・新型コロナウイルスの感染防止状況によりメディア授業対応となった場合は、Teamsによる遠隔授業を行うので、履修者はチーム「教育相談の理論と方法2022」に登録すること。なお、Teamsへの登録の仕方についてはガイダンスで説明します。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |