科目一覧へ戻る | 2022/12/02 現在 |
開講科目名 /Course |
授業に向けた教材研究I(音楽)/Materials Development in Music Lessons I |
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時間割コード /Course Code |
P222000025 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講所属 /Course Offered by |
教育学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
水 3 |
開講区分 /Semester offered |
後期/second semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
杉原 かおり/SUGIHARA KAORI |
科目区分 /Course Group |
大学院(専門職学位課程) 発展科目 |
教室 /Classroom |
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必修・選択 /Required/Elective |
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授業形式 /Class Format |
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メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
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杉原 かおり/SUGIHARA KAORI | 教育学部/ |
清水 稔/SHIMIZU MINORU | 教育学部/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
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対応するDP /DP |
DP1,DP3 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
【学部卒院生の到達目標】 〇音楽教育の思想及び教育法について理論的に理解するとともに、技術を身に付けることによって現在の音楽教育の課題と展望について、今後の教職経験を見据えながら考察することができること 【現職教員院生の到達目標】 〇音楽教育の思想及び教育法について理論的に理解するとともに、技術を身に付けることによって現在の音楽教育の課題と展望について、自らの教職経験を踏まえながら考察することができること |
授業の概要 /Summary of the class |
カリキュラムの構築及び授業実践における理論及び教育法を技術的な演習を通して身に付けながら、現代における音楽教育の課題とその解決法について考察していく。歌唱とソルフェージュの教育法を中心にしながら他の領域についても適宜取り上げ、現代の課題とその解決法について議論する。研究者教員と実務家教員によって理論的な理解を図りながら、実践や事例の考察を通して演習を進めていくこととする。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
第1回:オリエンテーション (担当:清水 稔・杉原かおり) 音楽教育の諸問題に関する基本的理解を図るとともに、講義全体の内容を通観し、受講生の課題意識を深める。また、授業の進め方についての共通理解を図る。 第2回:歌唱教材の歴史~共通教材と唱歌教育~(1) (担当:清水 稔・杉原かおり) 我が国の唱歌の歴史への理解を深めるとともに、共通教材を中心に唱歌教材の指導法について、実際の演習を通して学ぶ。 第3回:歌唱教材の歴史~共通教材と唱歌教育~(2) (担当:清水 稔・杉原かおり) 共通教材を中心に唱歌教材の指導法について、実際の演習を通して学びながら、各教材における特徴を踏まえたカリキュラムの在り方について議論をする。 第4回:学校教育と合唱(1)~クラス合唱の課題と展望~ (担当:清水 稔・杉原かおり) 学校教育における合唱指導について我が国の指導事例を学ぶとともに、今日における合唱指導の課題と今後の展望について議論する。また実際の演習を通してその指導法について学ぶ。 第5回:学校教育と合唱(2)~合唱教材の分析と指導法~ (担当:清水 稔・杉原かおり) 近年の合唱指導に用いられる教材について分析するとともに、その指導法について議論する。また実際の演習を通してその指導法について学ぶ。 第6回:合唱指導の実際(1)~発声法とソルミゼーション~ (担当:清水 稔・杉原かおり) 各国の合唱指導についての理論と実践を学ぶとともに、今日における合唱指導の課題と今後の展望について議論する。また実際の演習を通してその指導法について学ぶ。 第7回:合唱指導の実際(2)~学習形態と評価~ (担当:清水 稔・杉原かおり) 合唱指導における様々な事例を学ぶとともに、学習環境と学習形態、及び評価の関係、様々な場面における課題と今後の展望について議論する。また実際の演習を通してその指導法について学ぶ。 第8回:歌唱指導と生徒指導(1)~パフォーマンス評価とルーブリック~ (担当:清水 稔・杉原かおり) 歌唱指導を中心に評価の意義と方法について、生徒指導と学習心理学の側面も踏まえながら理解を深め、実際の場面を想定した議論と演習を行う。 第9回:歌唱指導と生徒指導(2)~「生きる力」としての音楽教育~ (担当:清水 稔・杉原かおり) 歌唱指導を中心に評価の意義と方法について実際の場面を想定した議論と演習を行いながら、「生きる力」をキーワードに生涯学習を視点とした議論と考察を行う。 第10回:社会教育と生涯学習との関連(1) (担当:清水 稔・杉原かおり) 社会教育における合唱活動を、各国の事例を踏まえながら理解を深める。また、学校教育との関連を踏まえて、歌唱活動を中心としながら音楽教育の課題と展望を話し合う。 第11回:社会教育と生涯学習との関連 (2) (担当:清水 稔・杉原かおり) 作品の演習を通して舞台芸術と歌唱との関係への理解を深め、学校教育における総合芸術としての表現学習の意義について考察する。 第12回:総合芸術としての音楽教育 (担当:清水 稔・杉原かおり) 作品の演習を通して舞台芸術と歌唱との関係への理解を深めるとともに、現在の日本における総合芸術の事例を通して、その課題と展望について話し合う。 第13回:総合芸術としての音楽教育 (担当:清水 稔・杉原かおり) 各国の学校教育における総合芸術の指導事例を通して、その課題と展望について話し合うとともに、他教科や特別活動、社会教育との関連を踏まえて、総合的に議論をする。 第14回:音楽教育における課題と展望(1) (担当:清水 稔・杉原かおり) これまでの演習と議論を踏まえて、音楽教育における今後の展望について自身の考えをまとめるとともに、模擬授業の実践と反省をもとに実践力の向上を図る。 第15回:音楽教育における課題と展望 (2) (担当:清水 稔・杉原かおり) 学校教育における音楽教育の役割と、持続可能な社会における音楽の意義について、これまでの演習を踏まえて考察をまとめる。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
【評価の基準】 教育に必要な技術と教材について、理論を踏まえて理解することができる。 学習指導要領や学校における教育課程について、技術的な視座から考察することができる。 今後の学校における音楽教育に必要な技術を身に付け、教材の開発をすることができる。 【評価の構成】 各演習におけるレポートなどの成果物(60%) 模擬授業の演習(20%) 討論への参加状況など(20%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
事前に参考文献の該当箇所の要約(翻訳も含む)を行ったうえで質問や論点を挙げること。また、授業後に議論の内容も含めてテーマについての考察をまとめる。 |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
初等科音楽教育研究会編(2018)『初等科音楽教育法』音楽之友社 中等科音楽教育研究会編(2011)『中等科音楽教育法』音楽之友社 |
参考文献 /bibliography |
今田匡彦(2015)『哲学音楽論』恒星社厚生閣 生田久美子・北村勝郎(2011)『わざ言語』慶應義塾大学出版会 クレールパオラッチ(2017)『ダンスと音楽』アルテスパブリッシング エマニュエル・レベル(2016)『ナチュール』アルテスパブリッシング ドロシー・ミール他(2012)『音楽的コミュニケーション』誠信書房 Edwin E. Gordon (2003) Learning Sequences in Music. GIA publications,inc. Katanina Forrai(1998)Music in Preschool. Sound Thinking in Australia. 他、課題に関係する音楽教育学、芸術学の論文 |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
毎時間の予習と復習をした上で、課題に対する問題意識をもって授業に臨む姿勢が求められる。 |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワーかメールで窓口となる教員が受け付けた後に回答をする。 オフィスアワーの時間は、最初の授業で連絡をする。 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
kabochan@hirosaki-u.ac.jp m-shimizu@hirosaki-u.ac.jp |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
A01:思想,芸術およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
A08:社会学およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
なし |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
講義と演習を関連させながら実施する。また特定の課題について議論をしながら考察を深める。 |
科目ナンバー /The subject number |
GP-5-3805-A09 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
有/Yes |
その他 /Others |
受講する学生と適宜相談をしながら研究主題とも関連するように内容の詳細を決めていきます。 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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該当するデータはありません |