科目一覧へ戻る | 2025/03/26 現在 |
開講科目名 /Course |
あおもりの教育II(健康)/Educational issues in Aomori II(for health) |
---|---|
時間割コード /Course Code |
P251000004 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講所属 /Course Offered by |
教育学研究科/ |
曜日コマ /Day, Period |
月 5 |
開講区分 /Semester offered |
前期/first semester |
単位数 /Credits |
2.0 |
学年 /Year |
1,2 |
主担当教員 /Main Instructor |
若松 大輔/WAKAMATSU DAISUKE |
科目区分 /Course Group |
大学院(専門職学位課程) 独自テーマ科目 |
教室 /Classroom |
|
必修・選択 /Required/Elective |
|
授業形式 /Class Format |
|
メディア授業 /Media lecture |
- |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Faculty/Department |
---|---|
栗林 理人/KURIBAYASHI MICHITO | 保健学研究科/ |
伊藤 大雄/ITO DAIYU | 農学生命科学部/ |
前多 隼人/MAEDA HAYATO | 農学生命科学部/ |
沢田 かほり/SAWADA KAORI | 医学研究科/ |
益川 満治/MASUKAWA MITSUHARU | 教育学部/ |
若松 大輔/WAKAMATSU DAISUKE | 教育学研究科/ |
川端 良介 | 教育学研究科/ |
難易度(レベル) /Level |
レベル5 |
---|---|
対応するDP /DP |
DP1, DP2, DP3, DP4 |
授業としての具体的到達目標 /Concrete arrival target as the class |
【学部卒院生の到達目標】 〇青森県における健康問題とその要因や対応・こころの発育発達に関連した各分野の最新研究成果や医教連携による地域における健康教育実践の実際とその成果を理解し、授業開発や学校教育の様々な場面で活かすことのできる基礎的な素養を身につけること 【現職教員院生の到達目標】 〇青森県における健康問題とその要因や対応、こころの発育発達に関連した各分野の最新研究成果や医教連携による地域における健康教育実践の実際とその成果を理解し、これまでの教職経験を踏まえて考察し、その上で授業開発や学校教育の様々な場面で活かすことのできる実践力を身につけること |
授業の概要 /Summary of the class |
授業の概要 次世代の人材育成の観点から、青森県の地域課題である健康問題やこころの発育発達について様々な視点から考察し、学校教育や地域への貢献を目指す方向性について検討する。 青森県の抱える「短命県」という健康課題の多様な要因とその解決について、最新の研究成果、課題解決に向けた学校と地域がチームで行う取り組みの実践、健康生活成立の要因、臨床医学と教育学の双方からこころの発達課題への対応などについて多角的に理解し、その上で、学校現場での多様な場面を想定した健康教育の教材開発や授業づくりの基礎的事項について深めていく。 具体的には、青森県の健康問題を社会医学、健康科学、食料科学そして食育の視点から研究を行っている医学研究科、農学生命科学部、人文社会科学研究科の教員を兼任教員として配置し、「健康教育」というテーマのもとに地域研究のトップランナーと専任教員、大学院生とでチームを結成(オール弘前大学体制)し、新たな視点から地域に根ざした健康教育の教育方法や教材開発に取り組む。 |
授業の内容予定 /Contents plan of the class |
授業計画 第1回:オリエンテーション (担当:〇川端良介・若松大輔) 青森県の健康問題とその健康教育の在り方について学ぶことの意義について、自己のこれまでの生活経験を踏まえて振り返るとともに、授業の進め方の共通理解を図る。 第2回:青森の健康課題の現状(1)~短命県の現状と要因の概観~ (担当:〇村下公一・川端良介・若松大輔・沢田かほり) 青森県の健康問題「短命県」の現状とその要因について、COI-NEXTプロジェクト・機構長である村下先生を迎え、統計結果や研究結果をもとに多面的・全体的に理解を図る。 第3回:青森の健康課題の現状(2) (担当:〇村下公一・川端良介・若松大輔・沢田かほり) 青森県の健康問題「短命県」の現状とその要因について、COI-NEXTプロジェクト・機構長である村下先生を迎え、協議の場を設け、考察する。 第4回:青森の健康課題の現状(3) (担当:◯沢田かほり・川端良介・若松大輔) 青森県の健康問題「短命県」の現状とその要因について、受講生の健康データを測定し、多面的・全体的に理解を図る。 第5回:青森の健康課題の現状(4) (担当:◯川端良介・若松大輔・沢田かほり・ゲストティーチャー) 青森県の健康問題「短命県」の現状とその要因について、企業の研究員であるゲストティーチャーを迎え、研究結果をもとに多面的・全体的に理解を図る。 第6回:青森の食生活の現状と健康課題1 (担当:◯前多隼人・川端良介・若松大輔) 「生活習慣病」との関連で、塩分摂取や脂質の取り過ぎなど青森の食生活の現状について、食文化や統計結果や食品科学の知見から理解する。 第7回:青森の食生活の現状と健康課題2 (担当:◯前多隼人・川端良介・若松大輔) 「生活習慣病」との関連で、食品の成分や健康への影響を科学的に捉え、これからの食生活に生かす教育について考察する。 第8回:健康教育における自己の課題整理と考察 (担当:〇川端良介・若松大輔) 第9回:青森の健康課題の現状(5)~喫煙と飲酒~ (担当:〇沢田かほり・川端良介・若松大輔) 青森県における喫煙と飲酒の現状について、統計結果や医学的知見とを総合的に捉え、生活習慣病との関連について理解する。その上で、地域における対策や学校における健康教育との関連で考察する。 第10回:青森の健康課題の現状(6)~県民の肥満・児童生徒期の肥満~ (担当:◯沢田かほり・川端良介・若松大輔) 青森県及び児童生徒期における肥満の現状について、統計結果や医学的知見・学校教育における健康教育の現状と課題を総合的に捉え、生活習慣病との関連について理解する。その上で、地域における対策や児童生徒期の肥満予防について考察する。 第11回:健康と身体活動 (担当:◯川端良介・若松大輔) 健康と身体活動の関連について、青森県の現状に理解を深めるとともに、子どもの身体活動を高めるための基本的事項について理解し、考察する。 第12回:健康と心理 (担当:〇益川満治・川端良介・若松大輔) 児童生徒期の運動の現状と、新進の発育発達期の特徴を踏まえた生活習慣に関する行動選択について考察し理解する。 第13回:健康とゲーム依存 (担当:◯新川広樹・川端良介・若松大輔) 第14回:健康課題をわがごとにするゲーミング (担当:◯日比野愛子・川端良介・若松大輔) ゲーミング・シミュレーションは、社会課題を自分の身に引きつけて考える媒体であり、教育上の可能性も大きい。担当者が開発に加わった生活習慣病対策ゲームとその作成プロセスを紹介する。 第15回:健康教育の単元開発と授業づくり (担当:〇川端良介・若松大輔) ここまでの授業内容を踏まえて、健康に関する課題を明瞭化した上で、青森県に求められる単元開発と授業づくりを行い、相互に検討する。なお、本時までに学習指導案を事前に提出すること。最後に、本講義全体のまとめも行う。 |
成績評価方法及び採点基準 /A scholastic evaluation method and marking standard |
学生に対する評価 【評価の基準】 〈1〉地域課題解決という視点から、健康教育や子どものこころの発達の重要性について理解することができる。 〈2〉青森県健康課題現状と要因や子どものこころの発達についての基本事項を理解し、医学的・教育学知見から総合的に考察できる。 〈3〉次世代の人材育成という視点から,教育現場における活用の在り方について、自ら展望を切り開くことができる。 【評価の構成】 〈1〉最終レポート(60%) 〈2〉各テーマについての小レポート(2~15回)(20%) 〈3〉討論への参加状況など(20%) |
予習及び復習等の内容 /Contents such as preparations for lessons and the review |
これまでの学習経験や、現場での教職経験から、「青森県における健康課題やその教育のあり方」について、自分なりに整理しておくとよい |
教材・教科書 /The teaching materials, textbook |
テキスト 各授業の学習テーマに応じて提示する |
参考文献 /bibliography |
参考書・参考資料等 各授業の学習テーマに応じて提示する |
留意点・予備知識 /Point to keep in mind, back ground |
一部、集中講義となる可能性もある |
授業内容に関する質問・疑義等 /Question, doubt about class contents |
オフィスアワーの時間帯で受け付けます。水曜日12:00-12:30 |
Eメールアドレス・HPアドレス /E-mail address, HP address |
rkawabata※hirosaki-u.ac.jp ※を@に |
学問分野1(主学問分野) /Discipline 1 |
A09:教育学およびその関連分野 |
学問分野2(副学問分野) /Discipline 2 |
I59:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野 |
学問分野3(副学問分野) /Discipline 3 |
I58:社会医学、看護学およびその関連分野 |
地域志向科目 /Local intention subject |
地域志向科目 |
授業形態・授業方法 /Class form, class method |
対面授業・メディア授業・グループ討議などで演習を行う |
科目ナンバー /The subject number |
GP-5-1100-A09 |
メディア授業による著作物利用の有無について /Whether or not copyrighted works are used in media classes |
無/Nothing |
その他 /Others |
〇メディア授業の場合 基本的にTeams を用いて授業を行う。担当の教員によって方法が違う場合もあるが、各回の1回前などで事前に説明予定です。 授業形態(内容を含む)ならびに授業実施時期が変更される場合があります。 〇青森県の健康課題について、健康に関連する各分野でトップランナーとして活躍されいる学内の先生方をお迎えします。最新データやトピックスを交えた情報を提供していただき、皆なんと一緒に青森県の子どもたちのための健康教育について考えていきます。 |
対応する汎用的スキル1 /Transferable Skill1 |
未選択 |
対応する汎用的スキル2 /Transferable Skill2 |
未選択 |
対応する汎用的スキル3 /Transferable Skill3 |
未選択 |
対応する汎用的スキル4 /Transferable Skill4 |
未選択 |
対応する汎用的スキル5 /Transferable Skill5 |
未選択 |
No. | 回(日時) /Time (date and time) |
主題と位置付け(担当) /Subjects and instructor's position |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
該当するデータはありません |