全体の構成

Program

1.数理・データサイエンス教育プログラムとは

文部科学省が認定する数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(MDASH)で求められる内容と推奨される教育方法に基づいて用意された履修プログラムと本学副専攻制度に基づいて令和5年度に設置された副専攻プログラムです。プログラムは教養教育科目群からなり、各学部の専門教育に接続されます。令和2年度から一部科目で試行授業が始まり、令和4年度から全学でスタートしました。
文部科学省の認定制度にはリテラシーレベルと応用基礎レベルの二つのレベルがあります。リテラシーレベルのプログラムは「数理・データサイエンス・リテラシープログラム」です。データサイエンスの入門編で、全大学生の履修が想定されています。また、応用基礎レベルのプログラムは「数理・データサイエンス・応用基礎プログラム」です。人工知能(AI)とプログラミングを含むデータサイエンスの応用編で、理系の全学生と文系の一部の学生の履修が推奨されています。以上、二つのプログラムデータサイエンスやAI活用を学ぶ際の道しるべとなります。
副専攻プログラム「データサイエンスコース」は応用基礎プログラムの履修を推奨するために設置しました。本学の学生は主専攻の他に副専攻としてデータサイエンスコースを履修することで、データサイエンスを自分の専門分野に応用する能力を修得できます。

2.プログラムの構成

(1)数理データサイエンス・リテラシープログラム

MDASHのリテラシーレベルの教育プログラムです。令和4年度に文部科学省により認定されています。
プログラム(リンク)を構成するのは教養教育科目「データサイエンス基礎」、「地域学ゼミナール」の2科目です。これらは1年次の教養教育の必修科目であり、2科目4単位です。

(2)数理・データサイエンス・応用基礎プログラム

MDASHの応用基礎レベルの教育プログラムです。令和5年度に申請予定です。
プログラム(リンク)はデータサイエンス科目群の科目と数学科目群の科目から構成されます。データサイエンス科目群は教養教育科目「データサイエンス基礎」「データサイエンス発展I」「データサイエンス発展II」の3科目6単位です。これらは必修科目です。数学科目群は教養教育科目「数学の世界-データサイエンスのための数学-」(全学部学生履修可)、教育学部「数学基礎A」「数学基礎B」、理工学部「理工系の数学A」「理工系の数学B」「微分積分学」です。これらから1科目2単位以上を履修します。

(3)副専攻プログラム「データサイエンスコース」

本学の副専攻制度の教育プログラムのひとつです。令和5年度に設置されました。
数理・データサイエンス・リテラシープログラムの2科目と応用基礎プログラムの「データサイエンス発展I」の教養教育3科目6単位を必修とし、「データサイエンス発展II」と「ビジネスデータサイエンス」の2科目から1科目2単位以上、応用基礎プログラムの数学科目群から1科目2単位以上を履修します。

プログラムの構成